結論! mini vs BIG どっちを買うべき?
mini Boomboxは本当にコストパフォーマンスの塊です。このサイズにして、この音、そして5000円という価格なら、何の不足もありません。そして普通にJAMBOXを買おうと考えていた人は、もうBIG JAMBOXにしたほうがいいんじゃないかとさえ思えます。BIGサイズと通常サイズ、価格的にもそう開きがないのに、この音の差はすごい。
ただ、JAMBOXはモバイル用途に限れば、まだまだいけます。やはりBIG JAMBOXは、気軽にカバンに入れられるサイズじゃない。
サイズに関して言えばもう1つ。mini BoomboxとBIG JAMBOXを比べて分かったのは、スピーカーのサイズが大きくなれば置き場所も選ぶので、本来の手軽さから徐々に遠くなっていくということ。
小型の一体型のスピーカーは、当然、左右ユニットの距離が短いわけで、ステレオの広がりが得にくい。特に幅が115.5mmのmini Boomboxと、256mmもあるBIG JAMBOXでは、音場感は決定的に違います。
手元・卓上で聴くなら「mini Boombox」
広い部屋・外で鳴らしたいなら「BIG JAMBOX」
でも、それが卓上の利用なら欠点にはならない。特に設置場所を選ばず、手元において使えるmini Boomboxの方が、BIG JAMBOXより明瞭な音で聴ける場面もある。机の上、手元に置いて使うのなら、mini Boomboxの方が良いでしょう。
逆に、広い部屋や外でも鳴らしたいならBIG JAMBOXで決まりでしょう。特に音楽をやる人、聴かせたい人にはこちらがおすすめです。
mini vs BIG 結論まとめ | |||
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mini Boombox | BIG JAMBOX | ||
サイズ | 手のひらサイズ。小さい! | 卓上サイズ。でかい! | |
デザイン | やや安っぽいが操作系はかっこいい | 通常のJAMBOX同様スタイリッシュ | |
機能 | タッチパネルで曲の送り/戻しが可能 | 何かとしゃべる。iPhone/iPadで自動切り換え | |
音質 | フルレンジですっきり | 低域すごい、音量でかい | |
設置 | 狭い部屋、手元や卓上など | 広い部屋、オーディオラックなど | |
用途 | 自分の部屋や旅行先で、気軽に鳴らす | リビングや公園で、でかい音を出す |
著者紹介――四本淑三
1963年生まれ。高校時代にロッキング・オンで音楽ライターとしてデビューするも、音楽業界に疑問を感じてすぐ引退。現在はインターネット時代ならではの音楽シーンのあり方に興味を持ち、ガジェット音楽やボーカロイドシーンをフォローするフリーライター。