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月1000円以下! 激安データ通信SIMについての疑問を解決

2012年08月14日 17時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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Q6 100kbpsのような速度でも使い物になるものなの?

A6 使い方次第。パソコン向けのウェブサイトや動画を見るのはさすがにキツイかも……

 今回、通信速度が最大128kbpsのIIJmio「ミニマムスタート128プラン」でテストを行なったが、たとえばTwitterアプリで最新ツイートを更新するような使い方では、ほとんど違和感は感じなかった。また、Gmailも自動受信してくれるので同様である。

IIJmio「ミニマムスタート128プラン」は、公称の128kbpsより若干高速な数値がベンチマークテストでは出るが、とはいってもこの程度。ウェブや動画などには正直厳しい

 ただ、パソコン向けのウェブサイトを見るとなると話は別。「GALAXY NEXUS SC-04D」にIIJmioのSIMを装着して、ASCII.jpのトップページの表示に掛かった時間は約100秒。ドコモSIMだと10秒程度だったことを考えると実用的とはいいがたい。またYouTube動画の再生も途切れ途切れだ。ただ、Skypeの音声通話は音質は劣るものの、ほぼ問題なく会話できた。

 100~200kbpsの速度では、やはり使い方に制限が生じると考えた方がいいだろう。ウェブやマップ、動画などを快適に使うには、Q1でも紹介した通信速度の制限解除オプションを利用するか、最初からより高速なプランを選択すべきだ。


Q7 激安データ通信SIMにも通信量の制限はある?

A7 通信料による速度規制を採用しているサービスは多い。ただし、スマホ単体でそこまで利用するのは難しいかも

 通信量による速度規制だが、たとえばイオンSIMは「直近3日間の通信量の合計が300万パケット(約360MB)以上、または1ヵ月間の通信量の合計が1000万パケット(1.2GB相当)以上」、IIJmioでは「3日あたりの通信量が366MBを超えた場合」に“通信速度を制限する場合がある”としている。

 とはいえ、もともと通信速度が制限されているSIMなので、スマートフォンを普通に使っている限りにおいて、この容量に達するほど通信をするのは逆に難しいかもしれない。


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