8月9日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)はアジア主要都市を結ぶ光海底ケーブル「Asia Submarine-cable Express」の運用を8月20日に開始すると発表した。
Asia Submarine-cable Expressは、
- マレーシア「Telekom Malaysia」
- フィリピン「PLDT」
- シンガポール「StarHub」
と共同で建設を進めてきた、高信頼・低遅延という大容量光海底ケーブル。総延長は7800kmで、容量は15Tbps以上。陸揚げ地は、日本、フィリピン、シンガポール、マレーシア、香港と
8月20日に行なうのは、現在NTT Comがグローバルに展開している専用線サービス「Arcstarグローバル専用サービス」への、ASEを活用した遅延値の低いルートの追加で、日本~シンガポール間で最低遅延を実現する。さらに、日米間を結ぶ光海底ケーブル「PC-1」と組み合わせることで、アジアと米国の複数の都市間で高品質の専用サービスを提供可能となるため、迅速な売買指示や情報取得が必要な金融商品の高頻度取引など金融機関にも最適のサービスとしている。