ソニー・コンピュータエンタテインメントは、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」を8月30日に発売すると発表した。当初は7月19日に発売を予定していたが、内蔵されているHDDの不具合により、発売が延期になっていた。
また、nasne本体のシステムソフトウェアアップデートVer.1.50と、PlayStation 3専用TVアプリケーション「torne」の「バージョン4.1」のアップデートも同日に行なう。nasneのアップデートでは、ネットワークレコーダーの機能に加えて、動画や画像、音楽などのプライベートコンテンツを家庭内ネットワーク上のさまざまなDLNA対応機器と共有できるメディアサーバー機能を追加するもの。
torneのアップデートは、nasneに録画した地上デジタル放送と衛星デジタル(BS/110度CSデジタル)放送の番組コンテンツを、「PlayStation Vita」、「プレイステーション・ポータブル」、“ウォークマン”にPS3経由で書き出すことが可能になった。VAIOやSony Tabletからnasneにアクセスして、録画した番組を視聴できるアプリケーションも同日から配信される。
故障したnasneが手元にある人向けの交換窓口も
現在、故障しているnasneが手元にある人向けの窓口「nasne (ナスネ) オンライン交換受付」も用意されている(関連記事)。交換品が到着する順番は申し込み順なので、まだ申し込みをしていない人は早めに申し込むと良いだろう。