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あいつら、未来に生きてるぜ!MMDの魅力を徹底解説 第2回

完成度がやばい!初音ミク人気MMDモデル15選

2012年08月19日 12時00分更新

文● 広田稔(@kawauso3) 協力● kawara(@kawaraSAN

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KEIさんのイラストに近い雰囲気を再現
@七葉1052式(仮)カスタム(作者:J-Tomatoさん)

初音ミク@七葉1052式

 元は3Dモデリングソフトの「Metasequoia」で作られた初音ミクのモデルで、掲示板の「3DCG@七葉」に1052番のレス番号で投稿された。そのデータがMMDに移植され、さらにJ-Tomatoさんがカスタマイズして2009年に配布されたのが「@七葉1052式(仮)カスタム」だ。初音ミクのパッケージに描かれたKEIさんのイラストに近い雰囲気を再現。3Dモデルの頂点が約4000と少ないので、性能の低いマシンでも比較的快適に表示しやすい。

 「【初音ミク PV】from Y to Y」や「tautology -short ver.- (3DPV)」などが代表的。「ホシゾラヒコウ【PV】」など、不思議と実写との合成にも合う。七葉1052式も派生モデルが多く、例えば「七葉1052式各モデルの表情表現を比較してみた」で表情の違いを確認できる。

淡い色、ローポリ具合が曲調にピッタリ
まさに「フォトジェミック」の魔法!

大人っぽさを表現したいときにぴったりの美人系モデル
キオ式ミク(作者:キオさん)

キオ式ミク

 キオさんによるモデル。初音ミクが発売された2007年、MMDのリリースを待たずして、3Dソフト「六角大王」で作られたものがオリジナルだ。最初にキオさんが投稿した「3D初音ミクに01_balladeを歌わせてみた」や、今なお色あせない「melody...3D PV」などの動画でニコ動の視聴者に衝撃を与え、MMDの登場後、hogehoge39さんによって移植される。

 目鼻がキリっとした美人系で、2011年にはゴスロリ衣装をまとった「新キオ式ミク ゴス衣装」も公開された。「【MMD-DMC2】 こっち向いてBaby」や「ゴシップ PV」など、大人っぽさを表現したい際にピッタリだ。ちなみにこの連載第1回を執筆されたkawaraさんも「Miku The Wizard of Speed and Time」でキオ式ミクを使っている。

MMD以前の動画。古参には知ってる人も多いはず
ゴスロリ衣装のかわいさがヤバい!!

かわいい系、きれい系が選べる
アノマロ式ミク(作者:アノマロかりんとうさん)

アノマロ式ミク

 こちらもMMD以前から存在するモデルで、アノマロかりんとうさんが「Metasequoia」で作成したのがオリジナルだ。アノマロ式の強みはモデルの数。初音ミクだけでもかわいい系きれい系など3種類も存在し、ほかのボーカロイドや、ブラック★ロックシューター/咲音メイコ/亞北ネル/弱音ハク/重音テトといったユーザーから生まれたキャラクターまで揃う。

 「MMDモデル製作終了記念動画 その1 アノマロPボカロシリーズ集合!」を見れば、よくぞこんなに作ったとその根性に驚くはず。すべてをまとめて「アノマロPの愛娘」というタグが付けられる。愛娘(息子も)たちが登場する、台湾のアイドル、王心凌の「Honey」が原曲のダンスPV「HONEY - NANAMEUE ALL☆STARS」は要チェック!

かわいい系、アノマロ2ndの真骨頂!
きれい系のアノマロ3rd。メカっぽい衣装もぴったり

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