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日本通信、音声付きで月2980円から! スマホ用新SIMを投入

2012年08月01日 16時20分更新

文● ASCII.jp編集部

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 日本通信は、電話機能がベースとなる「電話MVNO」サービスを開始。その第1弾として「スマホ電話SIM」の販売を開始した。

基本は音声プランで
そこにデータ通信をオプションで付ける

 スマホ電話SIMは基本使用料として音声プランを選択し、そこに2種類のデータ通信をオプションとして付加できる。音声/データ通信のどちらもドコモのFOMA網をMVNOによって提供し、音声通話は一般的な回線交換方式を用いている。

 まず、基本となる音声プランはS/M/Lの3プランで月額基本料と通話料、無料通話分がそれぞれ以下のように異なる。

上下200kbpsか、月2GBで速度制限無しの2タイプから選択
後者は月2GBを使い切っても、100kbpsでの通信が可能

 これに追加できるデータ通信オプションは「U200」「2GB定額」の2種類で、料金月単位で追加する。

 まず、「U200」は月1690円で、上り下りとも200kbps

 「2GB定額」は下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsだが、料金月ごとに2GBの制限がある。しかし、これまでの日本通信のSIMと異なり、2GBのデータ量を使い切ったあとも、上り下りとも100kbpsでの通信が可能。なお、上記の2GBのデータ量は翌料金月に持ち越すことはできない。

 また、8月下旬以降に提供開始予定の「Turbo Charge」というオプションを用いると、通信速度の制限を解除可能。Turbo Chargeは100MBあたり525円となっている。

 初期契約手数料は3150円(契約には要クレジットカード)。2年契約などの期間による縛りは存在しない。SIMカードは標準サイズとマイクロSIMの両方が用意されている。

 SMSの送信も可能で1通あたり3.15円(他キャリアとの事業間接続も可能)。さらにキャッチホン(月215円)、留守番電話(月315円)、転送電話(無料)などのオプションが用意されているほか、音声通話の国際ローミングも利用可能(料金はドコモの国際ローミングと基本的に同じ。パケット通信は非対応)。

 具体的な組み合わせ時の料金は、日本通信のサイトを確認してほしいが、最も安価な「プランS」(1365円の無料通話分付き)と「U200」の組み合わせで、月2980円とお手頃感はとても高い。


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