GIGABYTE「GA-Z77X-UP4 TH」、「GA-Z77X-UP5 TH」

OCによる破損でも1年間無償修理のThunderbolt搭載Z77マザー

2012年07月26日 23時47分更新

文● 増田

　GIGABYTEから同社初のThunderboltポート搭載マザーボードが発売となった。チップセットは「Z77」を採用している。

GIGABYTEから同社初のThunderboltポート搭載マザーボードが発売。「GA-Z77X-UP4 TH」と「GA-Z77X-UP5 TH」の2モデルで品質規格「Ultra Durable」の最新版「Ultra Durable 5」をサポートするのも大きなポイント

　発売されたのは「GA-Z77X-UP4 TH」と「GA-Z77X-UP5 TH」の2モデル。いずれもチップセットに「Z77」を搭載する製品で、Thunderboltポート2基装備しているのが特徴だ。
　さらに同社独自の品質規格「Ultra Durable」の最新版「Ultra Durable 5」をサポートするのも大きなポイント。International Reactifier製のICチップ「IR3550」を採用することで高い電源効率を実現。結果的に大幅に発熱を抑える事に成功したとしており、水冷CPUクーラーにも最適とうたっている。

International Reactifier製のICチップ「IR3550」を採用することで高い電源効率を実現。オーバークロックや水冷CPUクーラーにも最適とうたう

　また、先日同社が発表したオーバークロックによる破損でも無償修理対象にする「Over Clock Repair Warranty」の対象モデルとなるのもウリ。オーバークロックによる破損でも1年間の無償修理対象にするというもので、自己責任が基本のOC行為の敷居を下げるサービスとなっている。

オーバークロックによる破損でも無償修理対象にする「Over Clock Repair Warranty」の対象モデル。このシールが目印

「GA-Z77X-UP4 TH」

ミドルレンジモデルの「GA-Z77X-UP4 TH」

　「GA-Z77X-UP4 TH」の主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×3(動作モードはx16＋x0＋x0もしくはx8＋x8＋x0もしくはx8＋x4＋x4)、PCI Express x1×3、PCI×1、メモリースロットがDDR3-DIMM×4(DDR3-2400/2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)。
　オンボードインターフェースとして、ギガビットイーサネット(Realtek)、8chサウンド(Realtek/ALC892)、SATA2.0×4、SATA3.0×2、mSATA×1、USB 3.0×8などを装備。I/O部にはThunderbolt×2、HDMI、DVI-D、D-subを備えている。

I/O部にはThunderbolt×2、HDMI、DVI-D、D-subを備える

価格	ショップ
「GA-Z77X-UP4 TH」
￥18,980	パソコンショップアークドスパラパーツ館ツクモパソコン本店 TSUKUMO eX.

「GA-Z77X-UP5 TH」

ハイエンドモデルの「GA-Z77X-UP5 TH」。同社製マザーではお馴染みのmSATAスロットも備える

　「GA-Z77X-UP5 TH」の主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×3(動作モードはx16＋x0＋x0もしくはx8＋x8＋x0もしくはx8＋x4＋x4)、PCI Express x1×3、PCI×1、メモリースロットがDDR3-DIMM×4(DDR3-2400/2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)。
　オンボードインターフェースとして、ギガビットイーサネット(Realtek)、Wi-Fi 802.11 b/g/n + Bluetooth v4.0(付属カードを利用)、8chサウンド(Realtek/ALC898)、SATA2.0×4、SATA3.0×4、mSATA×1、USB 3.0×10、IEEE 1394などを装備。I/O部にはThunderbolt×2、HDMI、DVI-D、D-subを備えている。