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長~く使える極上のPCケース2012第4回

長~く使える極上のPCケース2012【サーマルティク編】

2012年07月26日 11時00分更新

文● 加藤 勝明

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 ここまでの2012年版「長~く使える極上のPCケース」特集は、わりとシンプルな飽きのこないデザインの製品を中心に紹介してきた。だがラスト2回ではPCケースで最も濃厚な、いかにも“コアゲーマー向けハイエンドPCケース”にスポットライトを当ててみたい。その第1弾はCPUクーラーでおなじみThermaltakeの製品だ。

「Level 10 GTS」

●URL:http://www.thermaltake.co.jp/products-model.aspx?id=C_00001861
●実売価格:1万4800円前後

Thermaltakeを代表する「Level 10」シリーズに待望のミドルタワーモデルが登場

 Thermaltakeの「Level 10」といえば、同社の10周年を記念してBMWグループのデザインチームとのコラボで生まれた製品だ。現在も設計を洗練させた「Level 10 GT」として続いているが、高さ60cm近い大型PCケースなので使えるユーザーが限られていまう。
 だが今回紹介する「Level 10 GTS」は、Level 10のデザインエッセンスを継承しつつ、誰にでも使いやすいコンパクトなミドルタワーケースに再構成しなおした製品だ。

高さは約460mm。ATXミニタワーとしては平均的な高さになったが、ボディの幅は約240mmとやや太め。それでもLevel 10 GTよりはずっと日本の住宅事情に優しいPCケースになった。これなら机の上に置いてもあまり圧迫感を感じないだろう拡張カードを固定するネジをケースの外側へ出す設計を採用している。この設計だと奥行きを稼ぐとともに構造も簡略化できるが、ディスプレー出力などのコネクターがそのまま後ろに出てしまう。壁に寄せて設置するには向かない設計なのだ
縦一列にズラリと並んだUSBポートや電源スイッチも、Level 10のオリジナルデザインから継承された要素だ。5インチベイの目隠し板はメッシュで構成されており、ケース前後への通気性が重視された設計であることもわかる

 Level 10シリーズならではの装備とは、本体前方左側にある4つのドライブベイだ。1~4の各ベイはリムーバブル式のベイになっており、サイドパネルを外さずに取り外せる。ベイ自体はホットスワップ対応なので交換のたびに配線をしなおす必要はない点もうれしい。
 マザーから各ベイにあらかじめSATAケーブルを接続しておく必要はあるが、SATA電源ケーブルは分岐ケーブルが組み込み済みという点も気が利いている。この仕組みのおかげで配線をかなり簡略化できる、というメリットは裏配線好きにはたまらない仕様だ。
 ちなみに、Level 10 GTとGTSのベイ設計は共通なので両方を使っていれば相互に交換して利用できる。さらに別売で追加のベイやUSB 3.0の外付けHDDとして利用できるアダプターなども提供されている。上手く利用すれば巨大なデータの移動もかなり楽になりそうだ。

4つのベイは本体左側からズバッと抜ける。もちろん意図しない時に外れることがないように、本体正面のロック解除ボタンを押しながらでないと分離できない設計だトレー式でHDDを簡単に着脱できるPCケースでも、コネクターは装着の度に手で配線しなおすものが大多数だが、Level 10 GTSの場合は4段全部がホットスワップ対応。しかも電源は分岐ケーブルが配線済みなので、配線の手間がかなり省ける
Level 10 GT/GTS共通の追加ベイユニット「Quick Link Box」。ベイに差し込むトレイに加えて、外側を保護する樹脂製のケースのセットだ。ケース底部のカバーを外せばSATA端子が露出するので、そのままeSATAやUSB変換アダプターなどに装着できる。8月上旬予定で予価は990円
Level 10 GT/GTS共通のもう1つの別売オプションがこの「Quick Link Adaptor」。8月上旬予定で予価は2980円。中身はよくあるSATA→USB変換アダプターで、Level 10 GT/GTSのベイユニットに直接して使用する

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