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「プラチナバンド」スタートで何が変わる? 簡単にまとめた

2012年07月27日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 7月25日からスタートするソフトバンクの「プラチナバンド」。プラチナバンドとは何か? どうやれば使えるか? 現在判明している内容について、Q&A形式で簡単にまとめてみた。

Q1 そもそもプラチナバンドって何?

A1 ソフトバンクによる900MHz帯の周波数を利用した3G(W-CDMA)方式のサービス

 ソフトバンクの3Gサービスは現在2GHz帯、1.5GHz帯の両周波数で提供されている(ただし、iPhoneでは2GHz帯しか利用できない)。この両周波数と比較して、900MHz帯は周波数が低いため、電波が遠くまで届きやすく、建物などの障害物もある程度回り込んで伝わるなど、携帯電話に適した周波数であるとされている。

ソフトバンクのサイトから。電波が遠くまで届くことと、障害物に強くなることをアピールしている

 ただし、2GHz帯と900MHz帯ではそもそもの電波の特性が異なり、ソフトバンクが従来の基地局にプラチナバンド用の設備をただ追加すればいいのではなく、900MHz用に新たにエリア設計をした設備が必要である点には注意が必要だ。


Q2 プラチナバンドが使える端末はどれ?

A2 iPhone 4/iPhone 4S/iPad 2/新世代iPad、2012年夏モデルのAndroidスマートフォンなど

 具体的には以下のとおり。なお、プラチナバンド非対応端末では、これまでどおり2GHz帯と1.5GHz帯の周波数が利用できる(1.5GHz帯は対応端末のみ)。

・iPhone 4S
・iPhone 4
・新しいiPad
・iPad 2

・PANTONE 5 107SH
・AQUOS PHONE Xx 106SH
・ARROWS A 101F
・AQUOS PHONE 102SH II
・THE PREMIUM9 WATERPROOF 109SH
・COLOR LIFE3 103P
・かんたん携帯 108SH

・PANTONE 4 105SH
・HTC Desire HD 001HT
・HTC Desire X06HT II
・HTC Desire X06HT
・Touch Pro X05HT
・Touch Diamond X04HT


Q3 プラチナバンドを利用するには設定や契約が必要か?

A3 特に必要はない

 対応端末であれば、プラチナバンドのエリア内に入ると、自動的に電波をつかむために、ユーザー側がなんらかの設定や契約をする必要は特にない。


Q4 7月25日になると、iPhoneの電波はつながりやすくなる? 通信速度は速くなる?

A4 いきなりの変化はないかも 基地局の整備次第

 プラチナバンドのサービスエリアは現在同社のサイトで公開されているが、9月末までに順次拡大予定のエリアということで、現時点でつながるかどうかはわからない。

ソフトバンクのサイトでエリアマップが公開された。9月末までに順次拡大予定のサービスエリアとのこと

 これまでの発言やWebサイト上での記述では、7月25日時点で数百局、年内に数千局といった具合に順次開設していくことが言及されている。さらに将来的な予定としては、2012年度中に約1万6000局、2016年度中には約4万1000局となっている。いきなり変化が起きるというよりは、徐々につながりやすくなると考えた方がいいだろう。

同じくソフトバンクのサイトから。ソフトバンク自身が用いている“順次スタート”という表現が的確ということなのだろう

 なお、プラチナバンドは5MHz幅の周波数を用い、HSPA+技術との組み合わせで、最大通信速度は下り21Mbpsとなる(1.5GHz帯は「10MHz幅」+「DC-HSPA+技術」で下り最大42Mbpsだが、前述のようにiPhoneでは利用できない)。

【7月27日 追記】
 ソフトバンクモバイルがエリア情報を1日単位で掲載している「エリア拡充日次速報」内に、プラチナバンドの情報も更新されるようになった。自分が利用するエリアが入っているか確認するといいだろう。

ソフトバンクのエリア拡大を確認できる「エリア拡充日次速報」

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