このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第260回

夏本番! 「OM-D」で撮る猛暑のバテ猫

2012年07月20日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

外の猫はみんなへちゃーっとつぶれてる……

 室内猫がこうなのだから外の猫は……と思って散歩にでかけると、案の定、夏のへちゃ猫がいっぱいいるのだった。

車の下、ちょうど日陰になる場所にへちゃーっとつぶれてた猫。顔に「夏バテなう」って書いてある。車の下は猫発見ポイントのひとつ。ぜひ液晶モニタがチルトするカメラを持ってお散歩を(2011年8月 パナソニック DMC-G3)

車の下、ちょうど日陰になる場所にへちゃーっとつぶれてた猫。顔に「夏バテなう」って書いてある。車の下は猫発見ポイントのひとつ。ぜひ液晶モニタがチルトするカメラを持ってお散歩を(2011年8月 パナソニック DMC-G3)

 まずは車の下。エンジンが十分に冷えている車の下は風通しもよくていい感じの日陰らしいのだ。いい感じにへちゃーっとつぶれてる。

昼間は人の出入りが少ないアパートなのか、堂々と郵便上の上で寝てました。確かに涼しそうな場所。だらんとしております(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

昼間は人の出入りが少ないアパートなのか、堂々と郵便上の上で寝てました。確かに涼しそうな場所。だらんとしております(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

 古いアパートの郵便受けの上でへちゃーっとなっている猫も。

 確かにここは陽射しも当たらず涼しそう。片足がぼよんとはみ出てる。もう日が暮れるまでは動きたくないという感じ。

 きわめつけはこれ。

一瞬、まわりのガラクタと同化しててわからなかったくらい。気持ちよさそうに寝てました(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

一瞬、まわりのガラクタと同化しててわからなかったくらい。気持ちよさそうに寝てました(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

 建物と建物の間の、雑然とした、存在を忘れ去られたモノたちが散乱する狭い隙間にへちゃーっとつぶれてるのだった。

 こういう狭い隙間って意外と風が抜けて涼しいんだよねえ。

 というわけで、夏の猫は涼しいところに隠れてへちゃーっとしてるので出会うのが難しいのでありました。

■Amazon.co.jpで購入


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン