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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第260回

夏本番! 「OM-D」で撮る猛暑のバテ猫

2012年07月20日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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やる気なさそうな顔でぐたーっとしてる大五郎。棚の上にへちゃーとつぶれて手はだらん。夏の風物詩です(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

やる気なさそうな顔でぐたーっとしてる大五郎。棚の上にへちゃーとつぶれて手はだらん。夏の風物詩です(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

 いやあ、夏になりましたな。

 うちでは、冷房を入れるかどうかの判断を飼い猫でしているのである。半分冗談だけど、何しろ態度や居場所がガラっと変わるのだ。その様子を見ていると「ああ、そろそろエアコンをいれなきゃだなあ」と思うのだ。

 何しろ、普段は人の目の届かないところでのんびり寝ていて、カメラを向けると逃げちゃう「大五郎」がこのていたらくである(冒頭写真)

 へちゃーとつぶれて「暑いから動きたくないよぉ」って顔に書いてある。顎までぺたっとつけて手はだらん。

 こうなると夏到来。

 「かふか」はというと、うちの一番北にある、納戸のように使ってる部屋が一番涼しいことを知り、その奥の誰も気づかないような本棚の隅っこにスペースを見つけてちゃっかり収まっている。

本が積み重なった隙間にちょうど1匹分のスペースをみつけて収まっていた「かふか」(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

本が積み重なった隙間にちょうど1匹分のスペースをみつけて収まっていた「かふか」(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

 なんとも夏である。こういうところに隠れられると、気づかないで扉を閉めちゃったりするのでやめてほしいのだけど、しょうがないですな。

 扉の前でかふかが鳴いているので変だなと開けてみると、中からしれっとした顔で大五郎がひょこひょこと出てきたりするし。

 もうひとつ、夏の猫は床が好き。床全体に張り付いてそこから放熱してるようにへちゃーっとしてる。

さすがに廊下はすずしいのか、へちゃっとはりついてるかふか。暑くなるとよくここでごろごろしてる。床面すれすれから撮ってみた(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

さすがに廊下はすずしいのか、へちゃっとはりついてるかふか。暑くなるとよくここでごろごろしてる。床面すれすれから撮ってみた(2012年7月 オリンパス OM-D E-M5)

 確かに、子供の頃、田舎のおばあちゃんちへ遊びにいくと、廊下が涼しくて、ぺたーっとはりつくように寝転がってたなと、昭和の思い出が蘇りますな。

台所の奥でへちゃーっとつぶれてた大五郎。台所もけっこう涼しいポイントであります。猫の涼しい場所を見つける目は正しい(2011年8月 パナソニック DMC-G3)

台所の奥でへちゃーっとつぶれてた大五郎。台所もけっこう涼しいポイントであります。猫の涼しい場所を見つける目はただしい(2011年8月 パナソニック DMC-G3)

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