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高品位パーツの集合体! ヤマハがハイエンドAVアンプを刷新

2012年07月12日 17時09分更新

文● ASCII.jp編集部

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最上位機種の「RX-A3020」はブラックとゴールドのカラーを用意する

最上位機種の「RX-A3020」はブラックとゴールドのカラーを用意する

 ヤマハは同社AVアンプの上位モデルとなる「AVENTAGE」シリーズを刷新し、「RX-A3020」「RX-A2020」「RX-A1020」という3機種を発売すると発表した。

 発売時期と希望小売価格は、RX-A3020は10月上旬で28万3500円、RX-A2020が9月中旬で19万9500円、RX-A1020が9月上旬で12万6000円となる。

「RX-A2020」(左)と「RX-A1020」(右)

 A3020とA2020は9.2ch出力が可能なパワーアンプを内蔵するが、A3020は同社のサラウンド技術「シネマDSP HD3」の拡張設定により最大11.2chの出力に対応する。A1020は7.1ch出力となる。

 新機種では新設計の大容量制振ヒートシンクを採用した左右独立構成のディスクリート構成パワーアンプを搭載。出力はA3020が150W、A2020が140W、A1020が110Wとなっている。なお、A3020とA2020のヒートシンクはブラックアルマイト仕上げだ。

 圧縮音声の音質を復元する「ミュージックエンハンサー」は従来通り搭載するが、A3020とA2020では、非圧縮音源(CDやWAV)と可逆圧縮音源(FLAC)を最大96kHz/24bitまで拡張処理する「ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー」を新たに採用。LAN上のNASやスマホの音源を再生できるネットワークレシーバー機能も搭載する。

 部屋の反響音を利用して音質や音場偏差を補正する初期設定プログラム「YPAO-R.S.C.」も改良。最大8地点のマルチポイント計測が可能なほか、シネマDSP効果を最適化する「DSPエフェクトノーマライズ」利用できるなど、初期設定精度を高めている。

 このほか、HDMIは全機種とも4K2K映像のパススルーとアップスケーリングに対応。ただし、A3020とA2020は「VHD1900」という映像処理回路を搭載し、ディテール強調やエッジ強調など6項目の映像調整が可能。A2020はプリセットによる自動調整となるが、A3020では各パラメーターを細かく調整することが可能だ。

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