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富士見iPhoneクラブ 第41回

道玄坂でコロンビア!レーザー刻印のiPhoneケースを作ろう

2012年07月20日 12時00分更新

文● iPhoneクラブ製作委員会

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文字のシャープさがやばい

そして9分経ったカリーさんがこちら。カリー「やったー!焼けたよー!」

というわけでこちらが完成

2階調化したイラストでも、服のしわがリアルに再現されている。驚くべきは「答 コロンビア」と彫られた文字が笑っちゃうぐらいにシャープなこと。レーザーすげぇ!

本革なので、使い込むうちに色の変化を楽しめる

 もちろんレーザーカッターは、iPhoneケース以外にもさまざまなものを加工できる。Macユーザーなら、ノート型Macの背面をデコるのもアリ。1枚の板をくりぬいて、スタンプを作れるキットも用意している。さらにデニムにも柄を付けられたりして、応用範囲の広さに夢が広がる。さすが俺たちのレーザーカッターだ!

お店のメニューもレーザーでカットされたもの

ノート型Macは、表面のアルマイト加工された部分を削る。この行為を「MacFab」というとのこと

表紙に穴があいたノートも作れちゃう!

スタンプキット。あるクリエイターさんが作っていたところ、ほかのお客さんから欲しいという声があがり商品化したという

デニムの加工はちょっと驚き。FabCafeの店員でもあるファッションデザイナーさんが試しにつくってみたという。店内に飾ってあるのでぜひ見てほしい

木のサンプルも豊富に置いてあるので、眺めて店員さんに話を聞いてるだけでも楽しそう

 FabCafeでは、レーザーカッターで何かを作っていると、ほかのお客さんが話しかけてくる。その「いいね!」が募って、商品化されたり、さらなるクリエイティブを生んだりする。最近では、作られたものを店の奥の棚に時系列で飾っていってるとのこと。棚には限りがあるので、古くなったら消えていくが、それはFacebookのタイムラインのようだ。スピード感も、永遠のβ版のようなお店の構成も、まさにネット時代を反映した感じだ。

 オリジナル作品を作るもよし、作ってる人を観察して声をかけるもよし。いろいろなアプローチで「つくってみた」に参加できるFabCafeはめちゃ楽しいと思いましたぞ! 同店では近々コンテストを開催するというので、ぜひクリエイターの方は参加してみては?

じまP「……それ、常に着けるんですか」 カリー「……ほら、下の部分を隠せば普通のおしゃれケースだよ!」 じまP「もっと普通のデザインでよかったのでは」 カリー「そうね」 漢たちの情熱は、ときとして大きな悲哀ももたらすのだ

フリーダムな発想でAirをかちとれ!「You Fab 2012」

 FabCafeではレーザーカッターでつくるクリエイティブハック・アイデアを募集する「You Fab 2012」コンテストを開催中! 雑誌「Make:」編集長らが審査にあたり、優秀賞にはMacBook Airなどが進呈される。応募締め切りは8月31日、夏休みの自由工作気分で応募したい。

●募集期間 2012年7月12日(木)~8月31日(金)

●募集部門
部門A: Mac Fab
MacBookの天板をキャンバスにして、オリジナルのデザインを刻印。
部門B: Free Fab
素材・テーマ自由

●賞
部門A:Mac Fab
優秀賞 1名
・受賞したデザインを刻印したMacBook Air 11-inch
・FabCafeのオンラインストアで、作品をダウンロード販売
部門B: Free Fab
優秀賞 1名
・Fab作品をお祝いするパーティーをFabCafeで開催
・プロトタイプ作成後、作品をFabCafeのリアル店舗/オンラインストアで販売

●審査員
クラインダイサム アーキテクツ (建築事務所)
マーク・フラウエンフェルダー  (米国Make:誌 編集長)
福田敏也 (777 interactive 代表・クリエイティブディレクター)
岩岡孝太郎 (FabCafe Fabマスター)

URL http://www.loftwork.com/blog/pickup/youfab2012/


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