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「Jubatus Challenge Japan 2012」参加者募集

NTTがビッグデータ処理基盤「Jubatus」活用のコンテスト

2012年07月11日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 7月10日、日本電信電話(NTT持株会社)は学生を対象としたデータ分析アイデアコンテスト「Jubatus Challenge Japan 2012」の参加者募集を開始した。

「Jubatus Challenge Japan 2012」の公式サイトはFacebook上に

 本コンテストは、NTTが2011年10月よりオープンソースソフトウェアとして公開しているビッグデータのリアルタイム処理基盤技術「Jubatus」を用い、データ分析のアイデアおよび分析内容を競うもの。開催にあたり、テーマを定めた上でチームごとにアイデアを出し合い、それをまとめていく「アイデアソン(アイデア+マラソンの造語)」形式によるセミナーを東京と大阪で開催。9月22日の最終報告会では、外部審査員による審査を経て優秀作品を決定する。また、入賞作品は、公開実験などを行ない事業化の可能性を探るという。

 参加者(チーム)は、Jubatusを利用したサービス、分析、ツールなどのアイデアとその価値を競う。開催期間中、参加者は「Jubatus実行環境」および素材となる実データを、NTTの研究所とグループの事業会社が共同してR&Dをクラウド上で行なう取組み「NTT R&Dクラウド」にて利用できる。この利用可能なデータは、

  • ポータルサイトログ
  • 株価ヒストリカルデータ
  • 電力データ
  • サーバーの統計情報

想定。対象データ項目は今後拡大する予定で、コンテスト公式サイトを通じて通知する。また、TwitterなどのSNSデータをはじめ、さまざまな公開データを分析環境に持ち込んで分析に利用することも可能となっている。

 コンテストの申込期間は8月31日までで、コンテスト公式サイトからオンラインで申し込む。審査員は以下の通りだ。

「Jubatus Challenge Japan 2012」の審査員

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