このページの本文へ

7年間のハードウェア保守サービスをセットで提供するモデルも

日立、サーバー運用「預けて安心サービス」にブレード追加

2012年07月10日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 7月9日、日立製作所は、日立グループのデータセンターで顧客の日立製サーバーやエントリークラスディスクアレイ装置「BRシリーズ」などの周辺装置などを預かり、運用管理業務の代行などを提供する「預けて安心サービス」の強化を発表した。

「預けて安心サービス」の対象に統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」のブレードサーバー「BS500」が加わる

 具体的には、預けて安心サービスの対象サーバーに、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」のブレードサーバー「BS500」を追加する。これまではラックマウントサーバーが対象だったが、対象が広がったことで、システム規模や用途に応じて、より幅広いラインアップから柔軟に選択できるようになるとしている。また、システム規模に応じてサーバーを設置するラックのサイズを選択できるよう、従来の1/8ラック(3U)、1ラック(32U)に加え、1/4ラック(7U)および1/2ラック(16U)単位での提供を開始する。

 加えて、日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」のラックマウントサーバーを対象に、本サービスの初期導入サービス、ラックスペースの提供、運用管理サービスの契約を前提に、7年間のハードウェア保守サービスをセットで提供する「預けて安心ロングライフモデル」を新たに設定する。HA8000シリーズの通常の保証期間は、無償保証期間3年間と2年間のオプション保守サービスの合計5年間のため、預けて安心ロングライフモデルを利用すればさらに2年間長く保守サービスを受けられることになる。

 ほかに、本サービスの対象となるデータセンターを、従来の神奈川と大阪に加えて、愛知と福岡を追加する。システム運用・管理者は、24時間365日体制で常駐しており、サーバーなどの日々の稼働監視や障害発生時対応などを代行する。

「預けて安心サービス」の内容と価格

■関連サイト

カテゴリートップへ