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スキャナー&クラウド 2つが連携すれば10倍便利

PCレスが超快適!! ブラザーの新スキャナー「ADS-2500W」

2012年07月24日 20時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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今や書類をデジタル化して保存するのは当たり前の時代。その書類をネット上においておき、どこでも同じデータにアクセスできるようにしている人も多い。ブラザーが10月に発売するドキュメントスキャナー「ADS-2500W」は、そんなクラウド時代にぜひ活用したい製品だ

※撮影および評価は試作機を利用しているため、製品版では外観などが変更される可能性があります。

スキャナーは便利!クラウドも便利!
2つが連携すれば、10倍便利

 ブラザーから登場した「ADS-2500W」は、有線・無線LANに対応し、取り込んだ画像データを直接クラウドサービスにアップできる画期的なドキュメントスキャナーだ。対応するクラウドサービスは、DropboxやEVERNOTE、PICASA™など多彩。また、Facebook™などソーシャルサービスにも対応するので、昔撮影した紙焼き写真を取り込んでSNSで共有するといった使い方も可能。




 ドキュメントスキャナーと言えば、パソコンの周辺機器というのが一般的だが、「ADS-2500W」は単体でも利用が可能。スキャンするためにいちいちパソコンを立ち上げずに書類をスキャンできるほか、専用アプリを入れたiPadやAndroidタブレットから操作する機能も用意している。クラウドを活用すれば、スマートフォンやタブレットなどを使って外出先から書類にアクセスしたり、必要な情報を仕事相手と共有する際にも便利。さらに、USBメモリーに直接データを保存する機能も用意されていて、必要なデータを手早く仕事相手に渡したいといったニーズにも応えてくれる。

ADS-2500Wの主なスペック
スキャン方式 Dual CIS方式
解像度 最大600×600dpi(ソフトウェア補間で最大1200×1200dpi)
読み取り速度 最高毎分24枚
対応用紙 普通紙、再生紙、はがき、名刺、プラスチックカード
幅51〜215.9mm、高さ70〜355.6mm
A3キャリアシート 対応
給紙容量 最大50枚
インターフェース Hi-Speed USB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX、IEEE 802.11 b/g/n
液晶 3.7インチTFTカラータッチパネル
消費電力 動作時:約20W、スリープ時:約2W
本体サイズ 幅229×奥行き220×高さ179mm
重さ 3.6kg

軽量化&省スペース デジタル化で書類管理が楽に!

 ドキュメントスキャナーは、ここ数年で急速に売り上げを伸ばしてきた製品だ。数十枚の紙を一度にセットして、スキャンボタンをポチっと押せば、紙をまとめてデジタル化できる。ドキュメントスキャナーの購入を機に、今まで本棚や机の上を占有していた書類や資料を片付けたという話も多い。

 たいていの製品はOCR(光学文字認識)に対応しており、日本語を読み取ってテキストデータ化してくれるため、キーワード検索して書類をすぐに引き出すことが可能だ。当面、読み返す予定はないが、あとで必要になるかもしれない書類なら、もはやデジタル化しておかない理由がない。

 さらに書類をタブレットやスマートフォンに入れて持ち運べば、カバンの中を占有する資料を減らせる。分厚い業務マニュアルでも、念のために手元に置いておきたいプレゼンの補足資料でも、タブレット以上の重さにはならないので、どんどん取り込んで気軽に持ち出せるのだ。

 PCやタブレット、スマートフォンといった複数の端末を使うなら、最近、普及してきたクラウドサービスに書類を置いておく手もある。屋内では有線/無線LAN、出先ではモバイルルーターや公衆無線LANを利用することで、同じ書類にアクセスして閲覧できる。ドキュメントスキャナーというハードとクラウドというウェブサービスが進化し、インターネットの回線速度が向上したことで、今、クラウドを使った書類整理がかなり現実的になってきているのだ。

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