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T教授の「戦略的衝動買い」 第199回

出張パソコンとして極小AndroidスティックPCを瞬速衝動買い

2012年07月05日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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大画面でスマホと同等の内容を利用できる

 筆者は、出張先のホテルで、最低限の仕事をすることが前提なので、毎日使っている自宅のパソコンやAndroidケータイと同じように、DropboxやKYBERなども導入した。“Google日本語入力”と“ATOK”の両方を導入したが、最終的に日本語入力にはATOKを使用している。

まずは日本語入力環境を整備するためにATOKやGoogle日本語入力をダウンロードしてインストールする

起動後のランチャー画面は3種類あり、任意のどれかをユーザーが選べる。これは3Dイメージの第3のランチャーだ

Webブラウザーは標準で導入済みなのでURLを入力するだけで速攻で使える

 ほんの少しの導入作業で、標準搭載のブラウザーをはじめ、Gmail、Googleカレンダー、Picasaと連携したギャラリー、Dropbox、Facebook、Google Map、KYBER、動画のプレイバックなど、現在、自宅で使い慣れたほぼすべてのアプリケーションは問題なく稼働した。

Googleメールもスマホで見るより遥かに一覧性はグッドだ

ATOKが入っていて、使い良いキーボードがあれば長文も、ビジネスメールも楽勝だ

Googleカレンダーも広い大きな画面の必要なPCイメージで見ても違和感はない

当然、Facebookもパソコンイメージで普段と同じ操作感覚だ

 AndroidスティックPC本体は、たったの39g。関連のケーブルと専用ACアダプター、筆者にとっては最高の入力環境を提供してくれるThinkPad USB トラックポイントキーボード(実測458g)を加えてもたったの582g(実測)。キーボードのクオリティーやタッチにこだわらなければ総重量300g前後のモバイル・クライアント・キットも十分実現可能だろう。ホテルにWi-Fi環境が整っていればほかには何にも要らない。

Picasaなどのクラウド系のアルバムとSyncしているギャラリーも問題なく動作する

Dropboxに置いた動画もYouTube上の動画も、もちろん何の問題もなくプレイバック

Google Mapも50インチのテレビの上で見ると家族全員で見ることが可能だ

当然のことだが、KYBERクライアントも難なく動作

名刺管理も余裕のサイズでやってしまえる

終わるときは、右上のアイコンをクリックしてシャットダウンする

今じゃ大抵のホテルのTVで利用できる
出張時の持ち運びガジェットのマストアイテムだ

 「AndroidスティックPC」は、日本全国のビジネスホテルにHDMI入力端子付き大型TVが溢れている“デジタルテレビ元年の翌年”に生まれた。エンターテインメントにも耐えうる究極の「他力・大画面・出張パソコン」の最右翼だ。キーボードやACアダプターを含めた専用のキャリングケースも無性に作りたくなってきた。

Wi-Fi完備の出張先のホテルでHDMI入力端子付きテレビを使ってネット&メールするときはたったこれだけ持ってゆけばいよい。全体の重さを決定づけるのはキーボードだが、全モバイル重量でも300g~500gくらいだろう

ホテルの客室にWi-Fiがなければ、モバイル・ルーターだけを追加すればOK、これでも超軽量モバイルだ

ホテルの客室に有線LANしかない場合は、筆者愛用の通称「ちびファイ」やイーサネットケーブル、microUSBケーブルなどを加えてもiPad1台持って行くより軽い!


T教授

今回の衝動買い

アイテム:サンコー「Androidスティック with DUALCORE
価格:サンコーレアモノショップにて9980円で購入

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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