このページの本文へ

「横浜データセンター」は5階建てで総面積約1万3000平方メートル

水害や液状化が少ない地盤を選択!日商エレが横浜DC

2012年07月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 7月4日、日商エレクトロニクスは神奈川県横浜市に「横浜データセンター」を開設したと発表した。

 横浜データセンターは、都心から約37km、海岸線から約9km、標高48mに建設。災害リスクを考慮し、水害や液状化の危険が少ない硬質な地盤を選んでいる。都心からの交通アクセスにも恵まれており、災害対応時にも来館可能という。

 地上5階建てで、総面積は約1万3000平方メートル。セキュリティとして、生体認証(虹彩認証)、非接触ICカード、自動改札のように扉(フラッパー)で非認証者の侵入を防ぐ「フラッパーゲート」、1人の認証で複数の人間が入場することを防ぐ「マントラップ」、ITVカメラを採用する。

 建屋は「ハイブリッドTASS構法」による免震構造、電源・空調は冗長構成を採用しており、BCPやディザスタリカバリに対応する。また、特別高圧6万6000ボルトを2系統で受電しており、発電装置は停電時にも48時間連続運転が可能。さらに燃料自動給油システムを採用しているため、災害時でも継続して運転できるという。

カテゴリートップへ