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T教授の「戦略的衝動買い」 ― 第198回

贅沢な機能重視ハンドメイドiPadケース「copulo」を衝動買い

2012年06月28日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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高級だが贅沢ではない機能重視型iPadケース「copulo」

 机の上で固定して使用することを前提に考えられたデスクトップパソコンと異なり、身につけてあちこち持ち歩くことのできる通称“モバイル・ガジェット”には多くの個性的なケースが存在する。

 モバイル・ガジェットを専用ケースに収納する理由は、この手のガジェットを所有したことのある人なら誰でもいくつかは思いつくだろう。1つは、ガジェットそのモノのプロテクション(保護)だ。そして、2つ目は、センスあふれるケースなら、同じガジェットでも、他人との強烈な差別化を生み出す個性的な話題発振器になる。そして3つ目は、よ~く考えられた専用ケースはガジェット単体での使い勝手も加速する。そして、最後に日々持ち歩くほかの道具との親和性やトータルな操作性、携帯性の向上をも実現する。などが思いつくところだ。

 しかし、メーカーから発売された裸のモバイルガジェットに対して、何らかのケースを付加することは、間違いなく“総モバイル重量”をも加重することだけは確かなのだ。そのマイナス効果も熟慮した上で、モバイル・ガジェットのケースは選択する必要があるのだが、過去から現在までのモバイル・ガジェットの進化を辿れば、その根底のエネルギーは、冷静、沈着、熟考ではなく、眼や指先から瞬間的に大脳に伝わる「衝動」であることだけは確かだ。

 筆者が今回、衝動買いしたiPad(iPad 2及び2012年モデル)専用ケース「copulo」(コプロ)は、モバイル・ガジェットの達人にすら、冷静・沈着・熟考のプロセスを経て“購入理由とそのメリット”を考える猶予は与えないだろう。copuloは、実物を手に持って本体のベルトを引きぬく段階で“買おう”と決心させるパッションとクラフトマンシップを備えている。

高級な革を使用し、微妙な起伏が極めて魅力的な商品に仕上がっている

 本体だけを保護収納する目的の安価な商品が多いiPadケース市場だが、copuloは、伝統的な筆記によるアナログ的記録とデジタルの共存を実現する“バインダー型アナデジケース”だ。すでに初代のiPadの頃から足かけ3年もの期間、さまざまなiPadケースを創って、市場に送り出してきた「オーソドキシー」(銀座)の気合の入った最新の“回答プロダクト”だと言える。

 copuloの外観上の大きな特徴である幅広のベルトを引き抜きcopuloを左右に開くと、左側にiPad、右側にA5サイズの紙のメモパッドが位置する。メモパッド面はcopuloに縦横の両方にスリットが用意されているので、伝統的な左右開きの大学ノート形状のモノから、米国製リーガルパッドのように上にページをめくり上げるタイプの両方のスタイルに対応している。

 左側のiPadは薄くて頑丈なプラスチック製専用パレット+革製のフラップを介してcopuloに固定するが、copulo装着状態のままでカメラ撮影も可能だ。メモパッド上部の左横には丸い小さな薄型マグネットが革面の内部に縫い込まれており、copuloのバインダーを開閉するのに同期して、iPadの電源オン・オフを自動で実現してくれる。バインダーを開くとiPadの電源がオンになり、閉じると自動的にオフにしてくれる便利な構造だ。

バインダー型のcopuloの左側にiPad、右側はアナログ筆記具。カバーを開いた瞬間、自動的にiPadの電源はオンになる
copulo最大の特徴であるバインダーを閉じているベルト。ベルトの先を表紙の内部に押しこむ形式なので、鞄の中でほかのモノが引っかかることもなく、ストレスレスで出し入れが可能だ太くて丈夫なベルトは抜き差しが容易で長期間使ってもヘタれない

「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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