iPhoneを本格カーナビにするアプリ
これまで、カーナビに搭載されているソフトウェアを企画・開発してきたキャンバスマップルから、初の一般向けとなるiPhoneアプリ「マップルナビS」がリリースされた。今回のリリースを記念して、2012年7月13日まで通常料金(1400円)が半額の700円になるキャンペーンも実施する。
マップルナビ S | |||
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価格 | 700円 | 作者 | MAPPLE ON, Co., Ltd. |
バージョン | 1.0.0 | ファイル容量 | 1806.7 MB |
カテゴリー | ナビゲーション | ユーザーの評価 | (3.0) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 4.0以降 |
カーナビが多様化している一方で、2007年以降のカーナビ国内出荷台数は500万台前後にとどまり、市場の伸びは頭打ちになっているという。そのような状況の中で、2010年から急速にシェアを広げつつあるのが、メモリータイプのカーナビ(PND)だ。2011年にはPNDのシェアは約6割にも達している。そして、同じくして携帯電話のシェアを伸ばしているスマートフォン。最近のモデルは処理速度の高速化と、内蔵ストレージの大容量化で、カーナビに限らず、ナビゲーションアプリも増えてきた。同社では地図・ガイドブックの出版社である昭文社により長年培われた地図表現のノウハウと観光ガイド情報を活かし、スマホ市場を見据えて一般向けカーナビアプリ市場に進出した。
このマップルナビSの特徴は大きくわけて3つ。
1.本格的なカーナビゲーション機能と地図のマップルゆえのこだわり
2.日本全国の地図を、まるごとダウンロードして通信環境がない場所でも使用可能
3.電子書籍アプリ「ことりっぷ」や「まっぷるマガジン」と連携
まず1だが、昭文社「スーパーマップル」の地図表現を活かした、見やすくわかりやすい地図や、タクシードライバーなどプロのドライバーに独自取材して集めた全国47都道府県主要部の「ぬけみち」データを収録、そして画面の小さいiPhoneでも見やすい、地図上の文字を約150%(同社比)に拡大した「もっとでっか字」を搭載し、地図の見やすさや正確さに力を入れている。2は文字通り日本全国の地図データをまるごとiPhoneにダウンロードするので、電波がない場所でも地図が途切れたりすることはない。圏外でもオートリルートなどができるのは非常に心強い。3だが、電子書籍アプリで探したお店やスポットまで、簡単にルート案内をしたり、ナビの地図から周辺のお店やスポットの情報を呼び出すことができる。
なお、1400円(キャンペーン価格:700円)で3年間使うことができ、最初の2年間は半年に1回のペースで地図情報が更新され、残りの1年は地図の更新などはないが、続けて使うことが可能。その後の料金については、今後検討していくという。