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「Security Acceleration Module」

転送速度9倍も!チェックポイントがFW高速化モジュール

2012年06月22日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月21日、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは低遅延で高パフォーマンスが求められるネットワーク環境向けのセキュリティ高速化モジュール「Security Acceleration Module」を発表した。

 Security Acceleration Moduleは、並列処理によって主要なセキュリティ機能を高速実行できるよう専用設計されたハードウェア技術「SecurityCore」を搭載。セキュリティアプライアンスに装着することで、通常は汎用CPUで処理されるネットワークセキュリティトラフィックの負荷を、本モジュールが搭載する108個のセキュリティコアで処理できるようになる。

 このため、パフォーマンス要件の厳しいネットワーク環境でも、多数のセキュリティ機能を同時使用することが可能になるという。たとえば、同社のセキュリティゲートウェイ「Check Point 21400 Appliance」に装着すると、最高110Gbpsのファイアウォールスループットが実現される。さらに、同時接続数は毎秒30万件、転送速度は従来比で9倍となる毎秒6000万パケットを達成。2Uサイズの製品としては、業界最速というファイアウォールを実現できるとしている。

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