6月13日、ノベルはサーバー向けLinux「SUSE Linux Enterprise Server(SLES)」およびそのオープンソース版である「OpenSUSE」が、マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Azure」の仮想マシン機能に対応したことを発表した。
これまでPaaS型クラウドサービスであったWindows Azureが、仮想環境でOSの実行まで可能なIaaSに対応したことに併せたもの。SLESおよびOpenSUSEを使った仮想マシンをWindows Azure上で実行させることが可能になる。
SLESやアプリケーションのWindows Azureへの展開は、Webベースの管理ツール「SUSE Studio」のワンクリックデプロイメント機能で行なえる。今後は自動メンテナンス機能を追加。SLESが、つねに最新のセキュリティパッチやバグフィックス、新機能が適用された状態に保たれるようにし、最高のパフォーマンスを効率的かつコスト効率よく得られるようにしていくという。