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なぜカシオの「EXILIM」が売れているのか実機でチェック!

2012年06月14日 12時00分更新

文● 周防克弥

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 「BCNランキング」のコンパクトデジタルカメラランキングによると、5月の月間販売台数第1位に輝いたのはカシオ計算機の「EXILIM EX-ZR200」。6月の第1週も同じく1位をキープしていた。

 そんな絶好調のZR200の上位機として6月8日に発売されたのが「EX-ZR300」(実売価格4万円前後)だ。今回はこの機種のレビューを通して、なぜEXILIMが売れているのかを探ってみたい。なお、6月17日に開催される「夏のASCIIフェス2012」において、「ASCII.jp注目デジタル製品」として展示されるので、興味のある方は足を運んでほしい。

サクサク動くEXILIMの魅力

本体サイズは幅104.8×奥行き28.6×高さ59.1mm。最近は薄くて小さいデジカメが多いので多少大きめに感じるが、上位モデルとしては標準的なサイズである。重量は電池とメディア込みで約205gほど。グリップ部分は控えめだが滑り止めがついていてホールド性はいい 「EX-ZR300」の本体サイズは幅104.8×奥行き28.6×高さ59.1mm。最近は薄くて小さいデジカメが多いので多少大きめに感じるが、上位モデルとしては標準的なサイズである。重量は電池とメディア込みで約205gほど。グリップ部分は控えめだが滑り止めがついていてホールド性はいい

 まず、デジカメ市場におけるEXILIMの立ち位置を振り返ると、ZR200に限らず歴代のEXILIMシリーズはかなり売れ行きがいい、というかランキング上位の常連らしい。

 2位以下の機種を見てみると比較的低価格なモデルやモデルチェンジ直前や直後で値段の下がった機種が多くみられ、市場推定価格も1万円台の機種が多いのだが、EXILIMは市場推定価格2万円台中盤でありながらも首位を独走している。

 そもそもカシオは1994年に初めて液晶パネルを搭載した、今でいうコンデジの元祖と言えるデジカメ「QV-10」を生み出したメーカーだ。わずか25万画素(QVGA)でしか記録できないものの、背面液晶で撮った画像をすぐに確認でき、回転式のレンズを採用していて自分撮りが簡単に行なえるなど、画期的なデジカメだった。

 その後、2002年に初代EXILIMである「EX-S1」を発売。搭載するレンズは単焦点だったが、カードサイズでポケットに気軽にしまうことのできる薄さが大ウケした。

 このように、カメラメーカーとはまた違った「デジカメメーカー」として、日本では一番古い老舗のメーカーだ。

上面右側に大きめのモードダイヤルがある。中央部分にはハイスピードモードボタンがあり、ワンタッチで切り替えられる。また内蔵マイクはステレオだ。レンズは光学12倍で、最大望遠にしても12倍ズーム機としては繰り出し量は少なめ
液晶モニターは3型(約46万画素)。十字キーの左右には、AFモード、測光方式、セルフタイマー、顔検出、ISO感度、ホワイトバランス、露出補正、を割り当て可能だ。ただし、初期設定時には何も割り当てられていないため、初心者でも誤動作の心配がない グリップ側にはAV/USB専用端子とminiHDMI端子が備わる(汎用のUSB端子は搭載しない)。充電は本体で行ない、バッテリーパック用の充電器は付属しない
液晶モニターは3型(約46万画素)。十字キーの左右には、AFモード、測光方式、セルフタイマー、顔検出、ISO感度、ホワイトバランス、露出補正、を割り当て可能だ。ただし、初期設定時には何も割り当てられていないため、初心者でも誤動作の心配がないグリップ側にはAV/USB専用端子とminiHDMI端子が備わる(汎用のUSB端子は搭載しない)。充電は本体で行ない、バッテリーパック用の充電器は付属しない
使い勝手を考慮して若干斜めに配置された大型のダイヤル。モードを変更すると背面液晶にモードが表示される撮影枚数は約500枚と、かなり余裕を持って撮影できる。メディアはSD/SDHC/SDXCカードに対応。また「Eye-Fi」に加えて、ZR300では新たに「FlashAir」にも対応している
Eye-Fiカードを使用時には左下に表示が出て、データ転送中も状況が確認できる Eye-Fiカードを使用時には左下に表示が出て、データ転送中も状況が確認できる

 最新機種のEX-ZR300だが、実のところ見た目からして目新しさはない。EX-ZR200とほとんど区別のつかないデザインでカラーバリエーションがZR200の4種(ホワイト、ブラック、レッド、ブルー)から3種(ゴールド、ホワイト、レッド)になり、色によっては区別がつく程度だ。

 そして、EXILIMの最大の特徴とも言えるサクサク動作も継承している。例えば、電源を入れてから撮影状態になるまでにかかる時間は約1秒。メニュー操作などもほとんどストレスを感じず、サクサクと動く印象だ。

 このあたりは言葉では伝えきれないので、上述の夏のASCIIフェス2012、または店頭などで実機に触れていただきたい。

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