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「RSA CyberCrime Intelligence」は年間456万円

活動を日次報告!EMCがマルウェア情報提供へ

2012年06月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月12日、EMCジャパンはサイバー攻撃による情報漏えいリスクを低減するというマルウェア情報提供サービス「RSA CyberCrime Intelligence」(CCI)の販売を7月2日に開始すると発表した。

マルウェア情報提供サービス「RSA CyberCrime Intelligence」(CCI)

 CCIは、同社RSA部門のセキュリティ機関「AFCC(RSA Anti-Fraud Command Center)」が収集するブラックリスト情報から、

  • 活動中のマルウェアが利用する「コマンド&コントロールサイト」や「ドロップサイト」のドメイン名やIPアドレス
  • 24時間以内に活動を開始すると予測されるマルウェアの情報

を毎日提供する「日次ブラックリストレポート」を用意。

 また、マルウェアに感染した企業内のコンピュータが「ドロップサイト」に情報を送信した時間や、「ドロップサイト」と通信したIPアドレス情報などを、毎週提供する「週次モニタリングレポート」も用意する。

 さらに、「日次ブラックリストレポート」をファイアウォールやWeb Proxy、SIEM(Security Information and Event Management)機器にインポートすることにより、機器のアラート機能やレポート機能を使ってリアルタイムに注意を喚起できる。これにより、不正なURLやブロックすべきIPアドレスを検知すると自動的にアラートを送信したり、大量のアクセス履歴から不正サイトへのアクセス履歴をピンポイントで抽出することなど可能にという。

 CCIの価格は年間456万円で、EMCジャパンが直接販売にて提供する。

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