6月7日、フルーク・ネットワークス(TFFフルーク)は有線と無線LANに対応するトラブルシューティング用テスター「OneTouch AT ネットワーク・アシスタント」を発表した。
OneTouch AT ネットワーク・アシスタントは、ケーブル試験やネットワーク全体のパフォーマンステストを1台でカバーするハンディタイプの製品。ワンタッチ操作のオートテストを1回行なうだけで、ネットワークのパフォーマンスを迅速に把握できるという。
有線ネットワークに対しては、クライアントーデバイス間のリンクテストで、リンク確立の確認、利用するスイッチとポートの識別を行ない、ポートの統計情報を作成する。無線LANでは、SSIDやチャネル、セキュリティを識別し、クライアントとアクセスポイントのリンクをテスト。認証およびアソシエーションプロセスをモニターする機能を持つ。
PoEに関しても、独自機能「TruePower PoE」を使用して、実際の負荷テストで真の電力供給能力を確認できる。最大25.5Wの802.3a(PoE+)まで5クラスのPoE受電装置をエミュレートし、実負荷をかけた上でのPoE電圧を測定する。
さらに、インターネットを介したクラウドサービスにも対応。端末上のグラフィカルなディスプレイでサーバーアイコンをクラウドエリアにドラッグ゙するだけでネットワークパフォーマンスの解析ができるという。
OneTouch AT ネットワーク・アシスタントの価格は、78万円から。