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持ち運び重視なら注目! 11.6型Ultrabook「VAIO T 11」

2012年06月05日 22時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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 ソニー初のUltrabookとなる「VAIO T」シリーズは、かつてラインナップされていた10.6/11.1型のノート「VAIO type T」シリーズをほうふつとさせる名の通り、モバイル+省スペースに特化したモデルに位置付けられる製品だ。

 VAIO Tシリーズには、11.6型ワイド液晶ディスプレーを搭載した「VAIO Tシリーズ 11」(以下、VAIO T 11)と、13.3型ワイド搭載の「VAIO Tシリーズ 13」(以下、VAIO T 13)が用意されている。特にVAIO T 11は、約幅297×奥行き214.5×高さ17.8mmというサイズで、よりモバイルを意識するユーザー向けといってよく、VAIO type T後継機を待っていたユーザーからすれば超絶気になる存在のハズだ。また、VAIO Xとも似た存在であり、ネットブックからのステップアップとしてもチェックしておきたいノートPCともいえる。

 今回は、VAIO T 11を借りることができたので、その詳細をみていこう。ただし、製品版ではなく評価機であるため、変更が少ないであろう外観を中心にチェックをしていく。また、VAIO T 13もサイズが異なるだけでスペックとしては同一で、デザインもほぼ変化がないため、併せて参考にしてほしい。

「VAIO Tシリーズ 11」。店頭想定価格は約11万円。VAIOオーナーメードモデルの直販価格は6万9800円から

 また、評価機のスペックは次の通りだ。CPUはCore i5-3317U(1.7GHz)、チップセットはIntel HM77 Express、CPUはIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリーは4GB(最大8GB) DDR3 PC3L-10600、ストレージはHGST製HTS545050A7E380(500GB、5400rpm)+SAMSUNG MZMPC032HBCD(32GB)となっている。SSDはIntel Smart Responce TechnologyとIntel Rapid Start Technology(ISRT)用で、ユーザーが直接利用することはできない。

主なスペック
製品名 VAIO Tシリーズ 11
店頭想定価格 約11万円
CPU Intel Core i5-3317U(1.7GHz)
メインメモリー 4GB(最大8GB) PC3L-10600 DDR3L
ディスプレー(最大解像度) 11.6型ワイド(1366×768ドット)、LEDバックライト
グラフィックス機能 Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)
ストレージ 32GB SSD(ISRT対応)+500GB HDD
インターフェース USB 3.0端子、USB 2.0端子、アナログRGB端子、131万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS
本体サイズ/重量 約幅297×奥行き214.5×高さ17.8mm/約1.42kg
バッテリー駆動時間 約6.5時間
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