このページの本文へ

富士見iPhoneクラブ 第26回

ほら、これが君専用のバイブだよ(注:iPhoneの話です)

2012年06月04日 12時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(編集担当:じまP)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく本連載。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。

iPhoneのバイブレーションは変えられる!

バイブの道は「設定」からはじまる

 iPhoneをマナーモードにする機会は多い。電車や映画館はもちろん、会議の妨げにならないよう着信音は切っておくのは社会のマナーだ。そうなると、着信を知らせるのはもっぱらバイブレーションになる。実はこのバイブレーション、iOS 5の「聴覚サポート」という機能で、振動のパターンを変更できるのだ。しかも、パターンを自分で自由に作成することさえ可能。着信音が鳴っているときでもバイブのパターンが違うと誰からの連絡かとっさに判断しやすいので、何かと役に立つ。

 まずは、バイブレーションパターンを設定する「カスタムバイブ設定」を使えるようにする。「設定」アプリの[一般]から、[アクセシビリティ]をタップ。[聴覚サポート]の[カスタムバイブ設定]をオンにする。そして、設定アプリから今度は[サウンド]をタップしよう。すると、一番下に[バイブレーションのパターン]という項目が追加されている。これをタップすれば、iPhoneのバイブレーションパターンが選んだものに切り替わる。

 続いて、着信時のバイブレーションパターンを相手ごとに切り替える方法だ。「連絡先」アプリから設定したい相手を選び、画面右上の[編集]をタップ。[バイブレーション](通常はデフォルトに設定されている)をタップして、好きなパターンを設定する。こうすれば、画面を見なくても、バイブレーションパターンで誰からの着信かがわかるのだ。なお、ここで[着信音]をタップすると、かかってきた人で着信音が切り替えられることも覚えておきたい。

「設定」アプリから[一般]→[アクセシビリティ]、[聴覚サポート]の[カスタムバイブ設定]をオンに。これでカスタムバイブ設定がオンになる。着信音の設定でおなじみの[サウンド]ではなくアクセシビリティというのはなかなか気付きにくいところ

「設定」アプリから[サウンド]をタップし、一番下に[バイブレーションのパターン]をタップ。ここで選んだバイブレーションが着信の際に振動する。標準で用意されているのは「S.O.S」、「ラピッド」、「交響曲」、「心臓の鼓動」、「通知」の5つ

自分オリジナルのバイブを作るのだ

 オリジナルのバイブレーションパターンを作ることもできる。設定アプリから[サウンド]→[カスタム]→[新規バイブレーションを作成]、さらに画面中央をタップすると、バイブレーションの記録がスタートする。長く振動させたければ画面を長押し、小刻みに振動させたければ細かく何度もタップ、といった具合だ。三三七拍子のように特定のリズムを刻むと、区別しやすいパターンになるだろう。

 画面下にタップされたリズムが記録されていくので、パターンを作成できたら保存をタップ。そして名前を入力すれば、自分だけのバイブレーションパターンのできあがりだ。やり直したければ、画面右下の[録音]をタップすればパターンを録り直すことができる。なお、あまり記録時間が短いとパターンが作成できないので、最低でもゲージ半分ぐらいは記録しておくとよいだろう。

「設定」アプリから[サウンド]をタップし、[カスタム]の[新規バイブレーションを作成]でバイブレーション作成画面に。長押しやリズムの刻みなどでタップを作り、録り終えたら[保存]で名前を付ける

「連絡先」アプリで個別に設定したい連絡先をタップし、[編集]から[バイブレーション]をタップ。好きなバイブレーションパターンを設定しよう。[完了]を押せば、その連絡先からの着信は設定したバイブパターンになる


このテクを使っている覆面:ニッシーさん

 付き合いの多いリア充の私としては、着信の際にも返事するべきか、そうでないかをすぐに見分けたいもの。このテクニックを使えば、マナーモードでもバイブで誰からの着信か把握しやすいぞ。5回震えたら「ア・イ・シ・テ・ル」のサインだ!(古い……)

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中