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SoftBank 4Gが110Mbpsに到達 ファーウェイ製の新ルーター

2012年05月29日 19時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ソフトバンクモバイルは、「SoftBank 4G」向けのモバイルルーターで、下り最大110Mbpsに対応したファーウェイ製端末「ULTRA WiFi 4G 102HW」を発表した。発売は9月以降の予定。

下り最大110Mbpsに対応する新ルーター。発売はちょっと先の9月以降

 SoftBank 4Gが利用するAXGP方式のネットワークは、理論値的にはもともと下り最大110Mbpsだが、現在販売されている「ULTRA WiFi 4G 101SI」(セイコーインスツル製)では端末の性能上、下り最大76Mbpsまでの対応だった。102HWはネットワークの性能を最大限活かせる初の端末になる。

 SoftBank 4Gのエリア以外では1.5GHz帯を用いたULTRA SPEEDにも対応しており、こちらの通信速度は下り最大42Mbps(DC-HSPA+)。無線LAN部分は最大300MbpsのIEEE802.11nに対応する。重量は約135gで、バッテリー容量は3000mAh。連続通信時間は4G利用時で7.5時間。

 SoftBank 4G用のモバイルルーターとしては、下り最大76Mbpsまで対応の「ULTRA WiFi 4G 102Z」(ZTE製)も同時に発表されている。こちらのバッテリー容量は2800mAhで8月以降の発売予定。

廉価モデルになるであろうZTE製の「102Z」も8月以降に登場する

 発表会ではSoftBank 4Gの状況についても説明が行なわれ、2012年度末までには政令指定都市を100%カバーするとのことである。

発表会やタッチ&トライ会場でも、XiやWiMAXを上回る110Mbpsという速度をアピール


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