本家のバイブはどのぐらいのGが出ているのか?
さてこれまでスマートフォンのバイブ機能にばかり注目していたが、マッサージ器として使えるほど振動しているのかが気になるところだ。そこで女子がよく持っている可愛い電池式のハンディーマッサージャーと、100V式のマッサージャーのGも調べてみた。
いや、もうね――。明らかに振動が違うってのは分かってるんだけど、どんだけスッゲーのかを男として比較したいわけですよ。色んな意味で。
スライブ ハンディマッサージャー MD-01
コンセントに差し込む100V式のマッサージ器。コイツを使えばほぼ100%の確率で肩を揉みほぐされ、気持ちよくなったリアル女子はメロメロになりその場にへたり込んでいた。
リラックマぶるぶるグッズ 小型マッサージ器
女子がよく持っている単3電池1本で動くコンパクトマッサージャー。これも調査対象にした。
ミニ電マ携帯ストラップ(アザラシ)
ドン・キホーテのマッサージ器売り場で見つけた、長さ7cmほどの超小型マッサージ器。1.5Vのボタン電池2本で駆動するが、振動用モーターはおそらく1.5V仕様のため、超高回転ショートストロークの振動を生み出す。
さて、それぞれの振動をGセンサーで測ってみると……。あひゃ~ッ! スマホで使った加速度センサーの測定範囲を振り切っちゃうじゃん! そこでセンサーを6Gまで計れるものにチェンジ!
振動のグラフを見る前に注意して欲しいのは、これまでスマホ振動は±1Gを最大値にしたものだったが、以降のグラフは±4Gとなっている点だ。
ミニ電マ携帯ストラップ(アザラシ)
リラックマぶるぶるグッズ 小型マッサージ器
スライブ ハンディマッサージャー MD-01
さすがに100V式は強烈な振動だ。マッサージ器としての有効性は非常に高いが、さすがに同等の振動をスマホで発生させたら、着信音よりブンブン唸りマナーモードにする意味がなくなりそうだ。
電池式のマッサージ器を見てみると、女子がよく持っている可愛いキャラクターの単3電池1本式のものが最大で4G近くある点に注目したい。3~4Gが出ればマッサージ器として使えるという境目なのだろう。
そこで最大瞬間Gが最も高かった、HTC EVO 3Dのグラフを、単3電池1本式の振動グラフに重ねて比較してみよう。
えっと……。本家のバイブはスマホのバイブとは桁が違ったっす。スマホの最大瞬間GはHTCの0.9Gが最大だったが、本家のマッサージ器になると、超小型のものでもコンスタントに3G程度、可愛いクセに意外と激しい単3電池式だと4Gに迫る勢いだ。しかも100V式のヤツは、6Gも振り切ってしまうほど強烈な振動ときてる。とはいえ、スマホでマッサージをする場合は、振動の弱さを時間でカバーしてやればいいっ!
ちなみに、加速度センサーで測定不能だった100V式のバイブに、以前「SSDを高さ10mから落下させると何Gの衝撃があり、壊れるのかどうか?」を検証した際に使った、100Gオーバーすると中央のサインが赤くなるシールを貼って「強」で振動を加えてみた。
結果は100Gは超えていないようで、サインは赤くならず。よって超アバウトだが、100V式マッサージ器は6G以上100G未満の振動になっている(幅あり過ぎ……)。まあ、100Gを超えてたらマッサージ器って言うより、道路やコンクリの壁に穴開けるハツリ機ですわ。血行がよくなる前に鎖骨が砕けるっす。
ということで、スマホのバイブはマッサージ器としては、かなりマイルドな仕上がりになっているが、それを時間でカバーするという戦法が男子力を高める秘訣と言える。また、マッサージする部位は肩だけでなく色々あるので、各自研究してもらいたい。
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