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エレコム/ロジテックで始める無線LAN 第15回

450Mbpsルータを導入してなんでもワイヤレス!!

高速無線ルータ活用術

2012年05月22日 00時00分更新

文● 松下典子、●撮影 篠原孝志(パシャ)

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無線通信スピードを最大限に享受する!
450Mbp対応子機で通信はもっと速くなる!

超強力3本アンテナを搭載した「LAN-WH450N/GP」。ロジテック/実売価格1万1800円前後

 いま無線LANルータを購入するなら、現在最速の450Mbps対応のモノを選びたい。

 『LAN-WH450N/GP』は3本のパワーアンテナを搭載した無線LAN親機。アンテナの角度を自在に変えられるので、2階や3階の個室までしっかり電波が届く。設定もかんたんで家庭用にオススメのルータだ。

 せっかくだから、450Mbs対応子機も導入して、最速環境を構築しよう。

 『LAN-W450AN/U2』は、450Mbpsに対応した無線子機。USBスティックタイプでノートPCに手軽に拡張できる。

 なお、親機との接続設定にWPSを使うと、11bgnで接続されてしまう場合があるので要注意。11naで接続するには、手動でSSIDを指定して設定しよう。

450対応無線子機「LAN-W450AN/U2」。802.11a/n/g/b規格(5GHz/2.4GHz)対応の無線子機。可動アンテナを搭載し、電波環境に合わせて最適な角度に調整できる。USBケーブル付きでデスクトップPCにも使える

450Mbps子機で速度アップ
LAN-W450AN/U2使用時(11na接続) 約141Mbps
内蔵無線LAN(11na接続) 約110Mbps
内蔵無線LAN(11nbg接続) 約32.2Mbps

設定方法

1. 11naのSSIDで接続

『クライアントユーティリティー』で“+”をクリックし、11na用のSSID名を選択


2. 暗号キーを入力

暗号化方式を選び、暗号キーを入力して親機と接続する


ちゃんと11naつながってる?

 いまいち速度が出ないとしたら、11naにつながっていないのかも。ウィンドウズの通知領域にある『ネットワーク』アイコンをクリックして、ネットワークのSSID名を確認してみよう。LAN-WH450N/GPの場合、11na用のSSIDは“logitec11a(00?99のランダムな数字)”だ。 別のSSIDであれば、いったん切断してつなぎ直そう。なお、接続しているネットワークを右クリックして“状態”を選択すると、速度が確認できる。

確認方法

1. 速度をチェック

『ワイヤレスネットワーク接続の状態』で速度を確認


2. 再接続する

ネットワークをいったん切断し、11na用のSSIDを選択して接続し直そう

※無線子機『LAN-W450AN/U2』使用時と、内蔵無線LANの無線スループットを『iPerf 2.0.5』でそれぞれ測定。PCには、MacBook Air( Boot CampでWindows 7を実行)を使用した。

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