このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

iOSデバイスに特化した「iPhonePEOPLE 2012年6月号」も付属

より濃く、深く! 新時代にあわせて進化する「MacPeople」

2012年05月15日 16時00分更新

文● 広田稔(kawauso3)、語り●吉田博英(MacPeople編集長)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アスキー・メディアワークスが出版しているMac月刊誌「MacPeople」は、4月28日に発売した6月号からリニューアルして、表紙デザインや中身が大幅に変わった。どんなコンセプトで進化したのか、吉田編集長に話を聞いた。

MacPeople 2012年6月号
特別付録小冊子「iPhonePEOPLE 2012年6月号」付属
特別定価780円
Twitter ID:macpeople1995

6月号の目印は、公開中の映画「劇場版 SPEC 〜天〜」、また放映中のテレビドラマ「ATARU」で活躍中の、女優・栗山千明さん。特集1「マックの新常識」では、今こそ知っておきたい新常識を紹介。特集2「デザインに見るAppleの歴史」ではAppleならではのデザインの歴史、また特集3「マックでリモート研究所」でリモート操作のテクニックとメリットを総まとめ。iOSデバイスに特化した「iPhonePEOPLE 2012年6月号」も情報がてんこ盛り!

Bluetooth 4.0など注目の新技術を徹底解説

── 6月号は、まず表紙がかなり変わりましたね。

吉田 よりかっこいい表紙を目指しました。モデルにより動きを付けるためにバック紙(撮影用の背景紙)の色を生かしたいと考えています。6月号はロゴにかぶりそうだったので、そこまで動きはありませんが。

 Macは持っていることがかっこいいと感じて買ってる方が一段と増えていますから、そうした方々に手にとってもらえる表紙を目指しています。

MacPeople 吉田編集長

── 中身のリニューアルポイントは?

吉田 特集と連載のページを大幅に増やしたことです。今まで5本ほど掲載していた特集のうち、特集1が20ページで、特集2以下は6〜8ページと割と少なかった。その特集2以下を4〜6ページぐらいずつ増やしています。

 ネットが普及した今となっては、「浅く広く」な情報はウェブで簡単に得られるから、雑誌の特集はもっと濃くてもいい。Macにおけるテレビ視聴とか、ボリューム的に書籍にはできないけど、まとまった情報がほしいというネタを扱う感じです。6月号でいえばMacのゲームをまとめた「やみつきゲームアプリ10選」がまさにそれで、かなりがっつり読める。ページ数が多いことでカタログとしてもいい感じに仕上がっています。

── 順番に見ていくと、まず特集1が「Macの新常識」。

吉田 ここ最近、アップルがMacに採用したり、将来的に入ってきそうな新技術を解説した記事を特集1「Macの新常識」としてまとめています。例えば、Bluetooth 4.0は地味だけどスゴい、とかね。

特集1「Macの新常識」では、新たに投入された技術、また将来採用されそうなテクノロジーを解説

── 通信速度が速くなった?

吉田 いや、通信速度は遅くなっているんだけど、仕組みを単純化したことで省電力化されて、バッテリー駆動時間を長くすることに貢献しているんです。ワイヤレスマウスを見ても分かるように、これまでBluetoothは少数派で、デジタル無線方式が多かった。理由は、Bluetoothを使うとバッテリー駆動時間が短くなってしまうから。

 例を挙げると、ロジクールは省電力に力を入れていて、デジタル無線方式なら、電源が単三電池1本でも半年間は持つ。その一方で、同じ単三電池1本のBluetoothマウスでは3ヵ月間程度。駆動時間を延ばすために利用する電池を増やすと、そのぶん重量も重くなる。そんな経緯で、Bluetoothは敬遠されていたんですけど、4.0になればそれが解消されるはず。

── アップルのマウスやキーボードも電池が切れるのが早いですよね。

吉田 あれもBluetoothだからね。MacでBluetooth 4.0に対応してるのは、最新のMacBook AirとMac miniだけなんです。多分、MacBook ProとiMacは、インテルが発表した「Ivy Bridge」(第3世代Coreシリーズ)を採用したモデルから搭載してくるはず。iOS端末で対応しているのは、iPhone 4Sと新iPad。この辺が全部置き換わってくれば、アップル純正の周辺機器もBluetooth 4.0対応が本格的に進むだろうね。

── 従来のBluetooth機器との互換性ってあるんでしょうか?

吉田 それが、Bluetooth 4.0と3.0以前では互換性がないんだよ。今、Bluetooth 4.0対応の機器はデュアルモードというか、4.0と2.1の両方が使えるチップが入ってるから既存の機器とも通信できるんです。でも今後、4.0専用の機器が出てきたら、3.0以前対応の機器とはペアリングできない。

 アップルは、特にMacにおいて過去の技術をすぐに切り捨てる傾向にあるので、全モデルが4.0対応になったら、Bluetoothのマウス/キーボードも4.0オンリーにするんじゃないかな。そうしたら電池の寿命も伸びるし。

── そうした近い将来の話を記事にしているのですね。

吉田 そう。ほかにもIvy BridgeやUSB 3.0、Thunderboltなどを取り上げています。今、HDDなどのストレージやマウスがほしいという方も、何を買えばいいか参考になるはずです。

前へ 1 2 3 次へ

ASCII.jp RSS2.0 配信中