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マウスコンピューターの11.6型ウルトラブックは日本人のこだわりを満たす

カーボンファイバー採用で985gを実現したウルトラブック、LuvBook X

文●石井英男

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 ウルトラブックは、米インテルが提唱した薄型モバイルノートPCのコンセプトであり、昨年秋以降、各社から製品が登場し、人気を集めている。

 製品としては13型が主流で重量も1kgを超えるものが多いが、国産のプレミアムモバイル機ではより軽量で薄型の製品も過去に多数存在した。1000ドルを切る価格で購入できることを考えれば十分に魅力的と思える面があるが、最高峰のスペックを求めたいと考えるユーザーにとっては、ややもの足りなさを感じる面もあっただろう。

マウスコンピューター初のウルトラブック「LuvBook X」シリーズ

 そんな中、マウスコンピューターが満を持して投入したウルトラブックが「LuvBook X」シリーズである。筐体にカーボンファイバーを採用することで、ウルトラブックとしては現時点で世界最軽量となる、重量985gを実現。軽くて丈夫なウルトラブックが欲しいというモバイル派にとって、待望の製品といえるだろう。

 マウスコンピューターと言えば、モバイルノートからゲーミング・デスクトップまで、充実した製品ラインナップを誇るパソコンメーカー。性能とコストパフォーマンスの高さに定評がある。このLuvBook Xシリーズを試用する機会を得たので、早速レビューしていきたい。

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