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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 ― 第113回

捨てられない紙焼き写真・プリクラを高画質で電子化する技

2012年05月08日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 女性向けメディアでは、よく男は元カノの写真を捨てられない、なんて揶揄されている。スマホに保管している写真なら、常日頃紹介しているセキュリティー機能付きアプリを使えばいいだけだが、紙焼き写真やプリクラの場合は保管が面倒。隠した後に時間が経って自分でも忘れてしまい、大掃除などのひょんな時に出てきて大騒ぎになることがある。どうするべきという意見は置いておいて、今回は高画質で取り込み、元ネタを捨てられるようにする技を紹介しよう。

懐かしの紙焼き写真をデジタル化して管理する

紙焼き写真やプリクラをデジタル化する

 紙焼き写真は電子化することをお勧めする。紙焼き写真は年を追うごとに劣化してしまうからだ。デジタル化しておけば、スマホやPCなどのデジタルデバイスで自由に閲覧できるし、必要なときにはプリントできる。ネガでさえ経年劣化し、色が変わってくる。

 筆者の所には一通りのデジタルデバイスがあるため、結婚式で使う紙焼き写真を持ち込む人が多い。思い出のスライドショーで流すためのものだが、すでに劣化して色が変化していることがある。その写真は処理してあげるが、ほかにもたくさん紙焼き写真を持っているのだろうと思うと心配になってしまう。今のうちにデジタル化しないと、どんどん劣化が進んでしまうのに。

 付き合っている女性に過去の女性とのプリクラが見つかり、まとめて捨てられたという男性もいた。これは、どっちの立場に立ってよいのかわからないが、見つかるのがいやだったならデジタル化しておけばよかったのだ。

 単に、写真をたくさん持っていて邪魔という人もいるだろう。アルバムを見るのは楽しいが、閲覧時にはダイジェストがラク。数百枚もあると流し見するのも面倒だ。とはいえ、唯一無二となる思い出の写真。できれば取捨選択せずに、すべてデジタル化してデータで管理しよう。

過去のプリクラはイマカノに見つかると面倒。かといって捨てるのも……

 紙焼き写真やプリクラを電子化するには、スキャナーを利用する。しかし、ドキュメントスキャナーは写真の取り込みには向いていないので注意が必要だ。筆者が愛用しているドキュメントスキャナー「Scan Snap S1500」で取り込んだところ、画質がイマイチなのだ。また、写真にローラーの跡が残ることがあり、大切な写真には不向き。筆者がスキャンした限りはなかったが、紙詰まりで写真を破損してしまうこともあるそうだ。プリクラなど小さい紙はそのままでは取り込めないし、フィルムのスキャンもできない。

 とはいえ、写真がくっついていない限り、連続スキャンができるので手間がかからないことも確か。画質にこだわらず、携帯端末で閲覧するためなら活用できるかもしれない。しかし、ドキュメントスキャナーで取り込んだだけで、元の写真を捨ててしまうのはもったいない。やはり、元の写真を破棄できる程度の高画質で取り込むことをお勧めしたい。

ドキュメントスキャナーで大量の写真を取り込む
同じ600dpiで取り込んでも、画質がいまいち(左が専用機、右がドキュメントスキャナー)
写真に傷が付くこともある。手持ちの写真は堅くて傷が付きにくかったが、目をこらせば水面部分にローラーの跡が見える

 数十枚程度の写真を取り込むだけなら、スキャンサービスを利用する手がある。1枚30円前後でスキャンし、データをCDに焼いて送ってくれるのだ。例えば、「フォトスキャンサーブ」なら、1枚20円からと格安で取り込んでくれる。1枚の取り込みでも対応してくれるほか、アルバム丸ごと送ってスキャンすることもできる。その際は手間がかかる分、少々割高になる。35mmフィルムをスキャンするなら、「デジタルライト」のようなサービスがある。1枚55円~でスキャンしてくれる。

「フォトスキャンサーブ」で100枚スキャンしてもらうなら、2000円~と安い
「デジタルライト」ならフィルムの取り込みも可能。こちらでは、5月末まで半額キャンペーンを実施している

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