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T教授の「戦略的衝動買い」 第190回

ミミック系とリアル・タフ系のiPhone 4ケースをダブル衝動買い

2012年05月04日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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アメリカ国防総省の規格をクリアしたタフが取り柄のケース

 自慢できるミミックなケースと同時に買ったもう1つのiPhoneケースは、デリケートで大事なiPhoneを突発的な落下や衝突などの衝撃から護るアメリカの「MILITARY STANDARDS」(MIL規格)に合致したリアルタフな「TANK」という商品だ。

TANKはABS製の3つのパーツとオレンジ色系のシリコンパーツでできている

装着は極めて簡単で、表面の液晶カバーシャッターは背面から指先でスライドして開閉する

 「MIL規格」とはアメリカ国防総省が制定した、米軍が購入調達する種々の物資の調達規格だ。iPhoneを米軍が実戦で使用するかは別にして、それだけの厳しい規格をクリアしたケースなので、装着した感じもなかなか頼もしい。

 TANKは、3つのパーツに別れており、デリケートで精密なiPhone 4を包み込むようにホールドする構造だ。携帯時、液晶画面はスライド式の半透明シャッターで保護されており、使用する時に、裏側から指先でスライドして開閉する仕組みだ。操作に慣れて指の動きが上手くなると、あたかも電動で自動的にシャッターが開いているように錯覚する。

 筆者の購入したTANKは、ミリタリーグリーンの本体とオレンジ・アクセントのツートーンカラー。パワースイッチや、イヤホンカバー、音量スイッチ、操作系ボタンなどはオレンジカラーのシリコンで保護され、防水ではないが、急な雨など、多少の水滴からは保護してくれそうだ。街を歩いていて起こりえる落下や衝突事故程度ならTANKで十分保護可能だろう。専用のクリップケースが標準で付属するので、ベルトやカバンなどへのクリップも容易だ。

シャッターを半分だけ開いた状態。ベルトクリップ(上)が標準で付属する

ミリタリーグリーンとオレンジのコンビネーションがなかなか。液晶面がかなり奥に位置するようになるので、液晶部分の四隅が少しタッチし辛くなる。両手親指先でのキーボード入力に慣れが必要かもしれない

 TANKはプロテクティブ性能は高いが、その分かなり肉厚で、指先による液晶周囲四辺のタッチ操作に多少慣れが必要になるだろう。操作性に関しては少しの弱点はあるが、ほぼ「何が起こっても大丈夫」という携帯時の安心感はほかに代え難い。「FLASHBACKS Old Schoolハードケース」と「TANK」。いずれも、会う人すべてに自慢できるちょっと違うiPhoneケースだ。


T教授

今回の衝動買い

アイテム:「FLASHBACKS Old Schoolハードケース ハードドライブ」
価格:楽天にて1220円で購入
アイテム:「CASE-MATE iPhone用ケース Tank Case for iPhone 4/4S」
価格:Amazonにて5980円で購入。

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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