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運動不足も関係なし! 電動アシスト自転車ライフを始めよう ― 第1回

自転車乗るなら電動アシストこそ最強! その仕組みとは!?

2012年05月07日 12時00分更新

文● じてんしゃ操太郎

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 ASCII.jpとしては久々となる自転車特集。先日の電気自動車特集に引き続き(関連記事)、電力でアシストを得る「電動アシスト自転車」が主役だ。いまや、自転車はIT系業界、出版系業界の人たちにも愛され、ベンチャー企業の社長の中には自転車で通勤している人もいるとか。

 しかしその反面、ガチで乗りたいワケじゃないけどちょっとした移動に使いたい、でも疲れるのはなあ……という人も多い。本特集はそんな人たちに捧げたい。モーターのアシストだけでなく、サイクルコンピューターにより走行距離や最高速度、消費カロリーなどをチェックできるなど、電動アシスト自転車はハイテクの塊である。そんな面白そうな乗り物をASCII.jpとしては放っておけない。第1回は電動アシスト自転車の基礎知識、そして2回目と3回目は自転車ライターのじてんしゃ操太郎氏が実際に都内を走り回って出た結果をレポートするぞ。

気軽に風になりたい! そんな人は……

 ガソリンの高騰、エコ指向などにより、都市部ではクルマより自転車が好まれる傾向にあります。しかし都市部、とくに東京都内は意外と坂道が多く、自転車で移動したいけど疲れるのはちょっと……という人も少なくありません。そこでオススメしたいのが電動アシスト自転車です。慢性的に運動不足気味なわれわれ出版業界の人間はもちろん、自転車を移動手段として考えている人にもその魅力を紹介すべく、3回にわたって電動アシスト自転車を紹介します。

電動アシスト自転車の基礎知識

 電動アシスト自転車とは、電動モーターによって、人の力を補助(アシスト)する自転車のこと。通常の自転車との違いは、モーターとそれを動かすためのバッテリー、および電動関連のワイヤー類、アシストのモード切換などを行なうコントローラーが付いている点で、重量は同格の自転車より5~7kgほどは重くなっています。

普通の自転車と違って、サイクルコンピューターを標準で装備(一部ないモデルも)。アシストの強弱を選択したり、充電の残りやスピードメーターで速度を確認できるのはとても便利

 強力なモーターを付ければ、ペダルを踏むことなくモーターの動力だけで走行することも可能かもしれませんが、そのような車両は日本の道路交通法では普通自転車としては認められていません。道路交通法では、電動アシスト自転車を「人の力を補うため原動機を用いる自転車」などと呼び、一定の基準を満たしたものについては、運転免許の必要もなく、普通自転車と同じ条件での走行を認めています。

電動アシスト自転車最大の特徴がこのバッテリー。メーカーやモデルによって搭載位置が異なる

 この基準のひとつが、人力と電力による補助の比率(アシスト比率)です。現在の道路交通法では、時速10km以下では、人力を1とした場合、それに対して最大2の電力補助(合わせると人力の3倍まで)、時速10kmを超えて時速24kmまではその比率を速度に応じて徐々に下げ、時速24kmを超えると補助をしないと定められています。速度が低く、力が必要なときは強くアシストして、ある程度スピードが出てきたらアシストしなくなるというわけです。ただし、これはあくまでも法律上でアシスト比率の最大値が1:2になったというだけで、すべての電動アシスト自転車が1:2まで出ているわけではないということ、前述の通り、アシスト比率は速度に応じて変動するということを覚えておきましょう。

 なお、現在の基準は2008年12月に適用されたもので、それ以前の基準では、時速15km以下で人力1に対して電力補助は最大1でした。電動アシスト自転車のメーカーでは、アシスト比率の数値を明示していませんので実際の数値はわかりませんが、停止状態からの走り出しや上り坂などでの低速走行が楽になったのは確かといえます。

ヤマハ発動機のサイトでは、自分の行動範囲は自転車のタイプを入力して、バッテリーがどのくらいの距離まで持つのかをシミュレーションしてくれるページがある

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