Googleが25日、ウワサになっていたオンラインストレージ「Google Drive」をついにスタート! Webページにアクセスして、右上に「使用する」ボタンが表示されていれば利用できる。魅力はGoogleならではの多機能な「検索」。なお、Google Driveの発表と同時にGmailの容量が7.5GBから10GBに増量されていて地味にうれしい。
無料で5GB、約200円で25GB、約6.4万円で16TB(!?)
無料容量は5GBで、DropboxやSugarSyncなどライバルたちと同等。有料版は25GB~、料金は月額2.49ドル(約200円)~。最大容量は16TB(月額799.99ドル、約6.4万円)とすさまじい。有料版を購入するとGmailの保存容量も自動的に増加する。1ファイルの最大容量は10GB。
容量 | 月額 |
---|---|
5GB | 無料 |
25GB | 2.49ドル |
100GB | 4.99ドル |
200GB | 9.99ドル |
400GB | 19.99ドル |
1TB | 49.9ドル |
2TB | 99.9ドル |
4TB | 199.9ドル |
8TB | 399.9ドル |
16TB | 799.9ドル |
「動画」で検索もOK〜☆ 写真をOCRで読み取って検索もOK〜☆
Googleらしいこだわりが見えるのが検索機能だ。Web上の検索ウインドウからファイル/フォルダー/Googleドキュメントを、通常のGoogleと同じ検索演算子を使って検索できる。ざっくり「動画」と指定したり、公開状態を指定した絞り込み検索もできる。画像に文字が含まれていた場合、Google Gogglesが正しく認識していればOCR(画像文字認識)が利き、文字でも検索できる※。
※ Google Driveの設定→アップロード設定から、「アップロードしたPDFや画像ファイルからテキストに変換」にチェックで使える
Windows/Mac/Androidで利用可能、iOS版が待ち遠しいお!
もちろんWebにアクセスしてアップロード/ダウンロードするだけではなく、同期用のアプリも使える。現在Windows/Mac/Android用のアプリが公開されていて、iOSアプリは近日公開とのこと。iPhoneアプリが待ち遠しい。
フォトショもイラレもWeb上でチェックチェック!
Web上ではファイルをグリッド状にプレビューできる。Adobe Photoshop、Illustratorのファイルもプレビューしてくれる。ソフトがインストールされていないPC/スマホでも使えるので、確認だけしたいときに便利だ。画像はコメントや説明が加えられる。共同閲覧者を選べば、みんなでコメントを付け合える。Googleドキュメントならその場で編集/共有もできる。
GmailやGoogle+にはGoogle Driveのファイルを添付できる。Chromeの拡張機能(エクステンション)を使い、Web上の画像や動画をポチポチGoogle Driveに落としていくなんて使い方もできそうだ。創意工夫でいろんな形に活かせるストレージなのかもしれない。