窮屈と感じてもタッチタイプは平気
バッファロー「BSKBB06」
入力時間は1分7秒。スタンダードなタイプのワイヤレスキーボード。折りたたみ型ではなく、ケースも付属しない。通常のキーボードをそのままコンパクトにした印象だ。タブレットのタッチキーボードやロジクールのキーボードと比べると、キーが窮屈に感じられる。ただしタッチタイプは問題なく、誤入力もそう多くはなかった。
むしろ気になったのはキーのタイプ音。特にキーにスタンド(足)が付いているのだが、これを立たせるとカタカタと鳴ってしまうのが個人的には嫌だった。スタンドを立たせなければだいぶ音は収まるのでテストではそうしている。
電源ボタンとBluetooth用の接続ボタンは裏側にあり、説明書などが無くても簡単に使える。またこのキーボードの場合、単四電池2本で7ヵ月の長寿命を実現しているのもポイントだ。
分割された折りたたみ式は慣れが必要?
サンワサプライ「SKB-BT15BK」
入力時間は1分11秒。折りたたみ型のキーボードは他メーカーにもあるが、このSKB-BT15BKは開いたあとも左右のキーボードの間が若干離れているのが特徴的。このこともあって、キーボード自体は広めな印象があり、キーピッチが同じ17mmのバッファロー「BSKBB06」よりも窮屈感は少ない。
ただし指を置いたときに若干の違和感がある。表現するのが難しいが、タッチタイプをしたときにキーの位置が若干ずれているような印象を受けた。これは慣れれば気にならないのかもしれない。また横には広いのだが縦のスペースが狭く感じる。慣れ次第で評価は変わりそうだ。
キーを押しているときの音は気にならなかった。これはキーボードの裏側にレザー調の部分があり、質感がよいだけでなく音を和らげる効果もあるのではと思う。折りたたみ時の携帯性も考えるとオススメできる。
ぐにゃぐにゃ曲がるシリコン製
エレコム「TK-FBS035」
入力時間は1分40秒。柔らかいシリコン製で、くるくると巻いて持ち歩けるなど、携帯性では一番だ。柔らかくて押し心地が悪いのでは? と思ったが、実はそんなことはなく、パタパタと押すことができて、押し心地は悪くない。むしろ気になったのはキーの小ささや狭さ、反応の過敏さだ。キーピッチが狭いのだが、キー自体も小さく指先で押すような感じになる。両手のすべての指を使って入力できるタイプのキーボードではない(テストではほぼ人差し指と中指を使ってタイプした)。
また軽く触れてしまった隣のキーが入力される、ということが多かった。これでは当然タッチタイプは無理である。シリコン製であることよりも、キーボード全体が小さいというのが気になった。
左側に電源ボタンとコネクトボタンが搭載された出っ張りがある。これは若干邪魔だったものの、入力速度に影響するほどではなかった。サイズを大型化するなど、さらなる進化に期待したい。
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