このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

USB vs ルーター、どっちのXiを買うべき?

ドコモの激速データ通信端末「L-03D」&「L-09C」 を見極める!

2012年04月27日 11時00分更新

文● ニンジャ盛田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 表の顔は草食系ゆるふわ編集者。だがそれは世を忍ぶ仮の姿――21世紀の忍具よろしくガジェットを使いこなし、サッソーと取材をこなしていく記者(♂)、それがニンジャ盛田だ。正直ただのワーカホリックな気もするが、最近そんな忍者はLTEに興味があるらしい。本人に聞いてみると「USBかルーターか、それが問題でござる……(ぶつぶつ)」との話。どういうこと?

忍者でござるよ、ノマドでござるよ
もっとサクサク通信したいでござるよ

 拙者はほとんどいつでも外にいる。記者会見をパパパパッと写真に撮り、近くのカフェでMacBook Airをひらいてババババッと原稿を書く。その姿は隠密活動をしている忍者っぽいと思っていたが、最近はノマドなんて便利な言葉もできた。ノマドで忍者な拙者に必要なのはササササッと写真+原稿を送れる激速な通信回線。今まではカフェの公衆無線LANに接続していたが、最近はこれだといつまで経っても転送が終わらず、次の隠密業務にもとりかかれず、これはどうにかせねばならないと悩んでいた。

 そんな拙者がどっちを買おうか迷っているのが、ドコモの超高速通信サービス「Xi」(クロッシィ)が使える、「L-03D」「L-09C」の2機種だ。

USBタイプの『L-03D』とルータータイプの『L-09C』。どちらを選ぶか悩みどころでござる

どっちを買うべき? USB型×ルーター型

USB型「L-03D」の良いところ

・サイズが小さいからどんなポケットにもスッと入る
・パソコンにスコンと接続するだけですぐに使える
・USBバスパワーで利用ができるためバッテリーの心配がない

ルーター型「L-09C」の良いところ

・Wi-Fi接続で一気に10機種まで同時につなげられる
・無線でも激速だから家で固定回線代わりにできる
・スマホなどの通信回線をまとめることができる


LTEの下り最大75Mbpsって
光回線をモバイルしてる速さでござるよ

 Xiといえば4G通信、LTE。通信速度は下り最大75Mbpsと光回線クラスの爆速ぶり。それが外でも普通につながるというのは分かっていても驚かされる。都市部のXi対応エリアもかなり広がり、東京23区は大体カバー。見通しのいい場所なら問題なく使えるようになった。仕事で行くのはほとんど都内なので十分だ。

現在のXi対応エリア(東京23区)

 地方へ取材に行ったとき、いざ仕上げた原稿を送ろうと言うときつながらなかったら泣いてしまうと思うのだが、Xiエリア外では3GのFOMAハイスピードにつないでくれる。エリアの広さは何といっても安心のドコモクオリティーなので、仕事にも普通に使えるだろう。

 実際、今回の2機種を使い、取材先でXiに接続してみると、下りは一気に平均10Mbps超え。使う場所によっては平均20Mbpsを超えるところもあり、その速さに驚愕した。まとめサイトのように画像の多いページもスーッと読み込むので気持ち良い。この快感を知ってしまうと3Gには戻りがたくなる。

JR新宿駅で17時~18時に計測(4月5日時点)。LTEは爆速! FOMAハイスピードはエリアが広いので使いやすい

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン