ヤマハから、ネットワーク対応の5.1chAVアンプ「RX-V473」と7.1chAVアンプ「RX-V573」が発表された。ともに5月下旬発売予定で、RX-V473の希望小売価格5万2500円、RX-V573は6万3000円となる。
どちらも同社AVアンプ製品の中ではミドルクラスに位置する製品で、3月発表の入門機「RX-V373」と比較してAirPlayやDLNAといったネットワーク配信機能に対応する点が大きく違う。加えてインターネットラジオの受信も可能だ。
スマートフォンやタブレットからのリモートコントロールにも対応しており、専用アプリの「AV CONTROLLER」はiOS版とAndroid版が無償でダウンロードできる。本アプリはスマホだけではなく、iPadやAndroidタブレットの大画面(7型)に最適化したGUIも用意している。
さらに両機ともにiPhoneやiPadなどとデジタル接続できるUSB端子を本体前面に装備している。
どちらも192kHz/24bitのバーブラウン社製DACを採用。同社独自の音響モードである「シネマDSP<3D>」では、仮想的にフロントハイのスピーカーの音を再現する「VPS」(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)機能を利用できる。
そのほか、HDMI入力/出力は4K2K信号に対応(スケーラーは非搭載)。RX-V473の上位機種となるRX-V573は、フロントバイアンプ(フロントスピーカーの高音域と低音域に個別の出力を割り当てる)機能とZone B(1つのアンプで2つの部屋のスピーカーに対してメインチャンネルの音声を出力する)機能を搭載する。