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インテル東京本社勤務の約50名の従業員が対象に

インテル、Core i5ノートで電力活用有効化の実証実験

2012年04月10日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月9日、インテルはオフィス内電力の有効活用に向けた実証実験の開始を発表した。業務で使用するノートPCを環境およびユーザーの体感温度を収集する機器として活用し、オフィス環境の電力管理システムに対して電力削減に有効な情報を提供できるか検証するという。

センサーを取り付けたノートPCでオフィス内の温度や湿度など収集する

 実証実験の期間は4月9日から5月11日で、対象は約50名の東京本社勤務従業員となる。Core i5搭載ノートPCに気温・湿度・照度を計測できるセンサーを取り付け、オフィスの環境情報を収集。加えて、インテルが開発したソフトウェア「Personal Office Energy Monitor」を通じて従業員が室温をどのように感じているかを調査する。

 センサーにより収集される環境情報と従業員の環境に対する感覚(暑い、寒いなど)情報とともに、天候や外気温などさまざまな要素と組み合わせた解析を行ない、オフィス環境を管理するシステムに対して電力削減に有効な情報を提供できるか検証する。

 インテルでは、センサーを活用した新しいPCの利用モデルを確立・推進し、センサー内蔵PCの普及と社会的課題への貢献を目指し、業界各社および研究機関との協力を進めるとしている。

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