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ストレージ管理ツール「EMC ProSphere」がバージョンアップ

仮想マシンとストレージの性能管理まで!EMC ProSphere 1.5

2012年04月10日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月9日、EMCジャパンはストレージ管理ツールの新版「EMC ProSphere 1.5」の販売を開始した。IT as a Serviceに向け、ユーザーごとのサービスレベルに合わせたストレージ管理を実現する。

 EMC ProSphereは物理、仮想環境を問わず、ストレージのサービスレベル・モニタリングや分析を可能にするストレージ管理ソフト。新バージョンでは、仮想マシンの性能収集を自動化することで、仮想マシン、ハイパーバイザー、ストレージの性能依存関係を把握できる。これにより、性能問題の切り分けとサービスの影響特定までの時間を最短化する。

仮想マシン~ストレージ間のエンド・ツー・エンド性能分析画面

 また、ストレージの利用動向をユーザーごとにトラッキングする機能を追加。トレンド分析機能により、最適なディスク階層をいち早く提供できる。

シンプルなオペレーションで柔軟な分析が可能なキャパシティレポート画面

 さらに、高速なSSDと大容量のHDDを組み合わせる自動階層化機能「FAST VP」との連携により、仮想プールレベルで消費状況をトラッキング。適切なタイミングでのディスク増設が実現する。

 110万ボリューム、36,000 SANポート、18,000 ホストを管理できる「ProSphere」のフェデレーション(連携)も可能となっている。

 価格(ともに税抜き)はEMC Symmetrix向けが最小ドライブ構成で580万円(約7TB)~。VNX向けが最下位モデル「VNX 5100」で80万円~。

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