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春のきらめく一瞬を最新デジタル一眼レフで切り取れ! 第1回

ソニー「α57」の6つの素敵ポイントを写真100点超で見せます!

2012年04月09日 12時00分更新

文● 周防克弥

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ダイナミックレンジ調整機能

Dレンジオプティマイザー

ノーマル

Dレンジオプティマイザー(オート)

Dレンジオプティマイザーの効果の違い。左から、Lv1、Lv3、Lv5

HDR

ノーマル

ノーマル

HDR(オート)

HDR(オート)

HDRの効果の違い。左から露出差1.0EV、3.0EV、6.0EV

 1回のシャッターでハイライトとシャドーを補正する「Dレンジオプティマイザー」と、複数回の連写で合成を行なう「HDR」(ハイダイナミックレンジ)は排他での選択になる。動きのある被写体ではHDRはブレてしまう可能性があるが、高速な連写性能のおかげで手持ちでもなんとかなるシーンも多い。

周辺光量補正の設定画面

周辺光量補正の設定画面

左がオートで右がオフ。元々開放時には周辺光量の落ち気味な標準ズームで効果が確認できる

ほかにも倍率色収差と歪曲収差の補正機能を使用することが可能だ

 また、周辺光量や倍率色収差、歪曲収差の補正機能も追加された。最近発売されたレンズであれば対応する。

幅広いユーザー層におススメできる一眼レフ

 各ボタンのカスタマイズ性や操作感はミドルクラス級であり、ローエンドモデルとしてはカメラの基本性能が高く、AFの追従性や応答速度、シャッターレスポンスもα55よりも反応がいい。このあたりはα65の性能を引き継いでいる。

 α55で採用されていたGPSの機能がなくなってしまったのと、サイズが大きくなってしまった点は残念だが、上位モデルの機能と操作性を味わえるのは秀逸。また、全画素超解像技術によるズームやオートポートレイトフレーミングはファミリーユースには最適な機能であり、使うユーザーを選ばないカメラだと感じた。

 ……とはいえ、「画質を極めたい」という人もいると思うので、次回はハイアマチュア向けモデルであるニコン D800とキヤノン EOS 5D Mark IIIについて、機能面を中心にまとめて紹介する。


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