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こんなときだからこそ試したい便利アプリ

爆弾低気圧の強風の中で風速アプリを試した

2012年04月04日 15時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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 iPhoneアプリはほぼ単一環境での開発のためリリースしやすく、カメラアプリやゲーム以外にも、iPhoneのハードウェア機能を利用したアプリが多くリリースされている。例えばGPSを利用した地図アプリがそうだし、加速度センサーを利用した速度計も、そうしたアプリのひとつだ。

 4月3日19時時点では、部屋の外は暴風雨に見舞われている。気象庁が前日のうちから「無理な外出を避けるよう」促すなど、春の嵐にしては強力すぎる低気圧が要因で、風速25m以上が吹き荒れると予報されたため、帰宅困難にならないようにと、午後の段階で営業を停止する企業も多く見られた。NHKのニュースによれば、4日12時時点の全国で死者4人、負傷者442人を数えるほどの人的被害も出ている。

 今回のテーマは「風速」。実際の数値を見るためには風速計が必要だが、「風速のためだけに買うのもなぁ……」と思う人が多いのではないだろうか。そんなときはiPhoneの出番。マイクを利用して風速を計測できるアプリが存在する。 ただし、強風下での屋外活動は危険をともなうので、あくまで参考として見てほしい。

風速計アプリは
風に対して45度でiPhoneをセット

Wind Speed(100mph以下の風速を測定)App
価格¥85円 作者SIS software
バージョン2.0 ファイル容量210 KB
カテゴリー天気 ユーザーの評価(3.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.0以降

 まずは今回試したアプリの1本目。「Wind Speed(100mph以下の風速を測定)」(以下Wind Speed)は、iPhoneのマイクを利用して風速を計測できるというアプリだ。風に対して45度の角度でiPhoneを立てておくと、自動的に風速が表示される。画面の風車は風速に応じて回転数を増す仕様で、計測結果は中央に大きく表示。平均と最大も記録してくれるため、一定時間のチェックにも対応している。

「Wind Speed」の画面。アプリとしての機能は超限定的なので、複雑な操作は一切ナシ

 風速の単位については、mph(Mile Per Hour)、km/h、m/s、Kn(キロノット)、fps(Feet Per Second)、B(Beaufort Scale)に切替可能。日本国内であればm/sを使用すると、気象庁のデータやニュース報道で使われる単位と同じになるため、わかりやすいだろう。また、環境に応じて周辺ノイズをカットする機能も備えているため、「けっこう正確な値が出る」という報告もある。

インフォ画面では各部の見方と、マイクの設定を変更できる。「clean mic」は雑音がない場合、「dirty mic」は雑音が多い場合を示し、スライダーを調整して状況に合わせる。基本的には、真ん中でもいいくらいだ

 計測開始は17時30分前後。本物の風速計でもあればよかったのだが、それはないので気象庁発表のデータを見たところ、「最大風速15m/秒」と出ていた。、家の前にて計測を開始。傘は速攻でダメになりそうだったため、諦めて傘ナシでテストした。なお、iPhoneには防水ケースをセットしてみたが、若干数値が落ちるような印象を受けたので、剥き出しで計測している。

傘を差そうとおもったが、たちまちに破壊されそうだったので諦めた計測中の風景。Wind Speedはリアルタイムで計測されるため、いいカットを撮ろうと頑張ったものの撮影担当が脱落
横殴りの雨のなか、スクリーンショットで記録。Wind Speedはマイクを上に向けるため、上下逆さで使うことになるのでスクリーンショット撮影には慣れが必要
なお、撮影には対レイン仕様現地改修型「NEX-5D」を投入。ビニール袋に穴を開けてテープで固定しただけだが、カメラは濡れなければいいだけなので問題ない

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