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米Google、ガイドライン違反の警告メッセージの送付対象を拡大、ブラックハットSEOにも

2012年04月03日 05時12分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米Googleがウェブマスター向けガイドラインに違反しているサイトに送付する警告メッセージについて、その対象範囲と種類を拡大した模様だ。同社スポークスマンが明らかにした。

ガイドライン違反サイトへの通知条件及びその対象範囲が変更される。第1に、これまで同社は故意に検索エンジンスパムを実行するサイトへの事前通知は行わない方針だったがこれを変更、ブラックハットSEOに対してもガイドライン違反時にはメッセージを送付することとした。第2に、ガイドライン違反通知時のメッセージの種類を拡大し、リンクスパム以外の様々な手法に対しても指摘を行うように変更した。

Googleからウェブマスターへのメッセージ通知が増えているのはリンクスパムの取り締まりを強化したのではなく、上記の通り対象範囲の拡大によるもの、ということだ。日本では既報の通り、2011年夏以降にリンクスパムへの警告メッセージが増加している

The majority of the increase in messages to webmasters is not due to messages about links. Rather, Google recently started sending messages to sites even for egregious or “blackhat” violations of our quality guidelines. The vast majority of the increase in messages is thus due to expanding the types of messages we send, not because of more warnings about links. [Google Spokesman, Google Sending Warnings About “Artificial” Or “Unnatural” Links, SearchEngineLand]


cf.
SEO:Google、ペナルティの仕組みと解除方法について解説

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