変換候補もチェック!
候補数よりも一度の表示数がカギ
今回は「おせ」と入力したところをチェックした。テスト後のため、多少変換候補に差があるものの、101DL以外はPOBoxでもiWnnでもメーカー向けカスタマイズ版でも、変換候補は充実しており、ほぼ同じような内容だ。
また「おせ」と入力したのは「お世話になっております」と入力するためだが、101DLでも「お世話に」「お世話」が表示され、「⇒」をタップすれば「お世話になっております」が出てくるので全くダメというほどでもない。
むしろ注目したいのは一度に表示できる候補数。POBox TouchのSO-03Dは特にビッシリと表示される。そのぶんキーは小さくなるので誤入力が不安だが、罫線の色も鮮明で視認性は良い。変換候補のキーの大きさであれば104SHが特に良く、押し間違いしなさそうだが、一方で画面に一度に表示できる候補数は少ない。もちろんスクロールすればたくさんあるのだが。
ハイスペック機種では文字入力の
速度に差が無くなりつつある
今回用意した機種はハイスペックに属する機種になるが、速度テストで遅いといっても、ピンポイントで弱点があるという状態。少し前のAndroidスマホでは「全体的に押しづらい」なんてこともあったが、最新の機種になると文字入力でイライラすることは無くなりつつある。
今回成績のよかったLUMIX Phone 101PとAQUOS PHONE 104SHは、文字入力に関してはどちらも快適で迷い無く使えた。また予測変換を使っても、変換候補が充実しているため差も感じにくくなっている。「文字入力が不安」という人は、ニッチなユーザー向けの機種を選びさえしなければ、特に心配する必要はない状況になってきたようだ。ただし、それは「フリック入力」に絞った場合の話。手書き入力をはじめとした独自の入力方式を採用している機種も多いので、今回はそんな独自入力方式をチェックしていくことにしよう。
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