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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第36回

冬春モデルのスマホで文字入力対決!

2012年04月02日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 本連載で過去に何度か行なっている文字入力テスト。今回はメーカーが違うデュアルコアCPU搭載の人気機種6台を集めて比較した。すべて画面サイズが4型以上と大きく、文字入力はサクサク進みそうに思えたが、意外な誤入力の頻発も発生。今回も興味深い結果となった。


Androidスマートフォン6台のスペック

 今回用意したのはNTTドコモ「GALAXY SII LTE SC-03D」「Xperia acro HD SO-03D」。au「HTC EVO 3D ISW11HT」。ソフトバンクモバイル「AQUOS PHONE 104SH」「LUMIX Phone 101P」「Dell Streak 101DL」。全機種デュアルコアCPU搭載で、4型以上の画面を搭載している。

今回の文字入力テストは、Gmailの新規作成画面を使って実施した。

 文面は以下の通り。

「お世話になっております。Androidマニアの小林です。昨日は10機種もありがとうございました。明日着で返却しましたので、受け取りよろしくお願いいたします。」

 予測変換は使わず、全文字を入力する。3回計測しその最速値を掲載している。文字入力の方法はテンキー表示のフリック入力で、片手操作のみ。キーのサイズは定規で計測しているので完全に正確というわけではないが、SC-03D/104SHが大きめだった。101Pも見た目は大きく感じるが、正方形に近いため、余計にそう感じるのかもしれない。

  GALAXY S II LTE Xperia acro HD HTC EVO 3D AQUOS PHONE 104SH LUMIX Phone 101P Dell Streak Pro
画面サイズ 4.5型 4.3型 4.3型 4.5型 4型 4.3型
キーサイズ
(縦×横)
9×11mm 7×10.5mm 6×9.5mm 9×11.5mm 8.5×9.5mm 7×10mm
文字入力ソフト Samsung日本語キーボード POBox Touch 5.0 iWnn IME iWnn IME -SH edition フィットキー OpenWnnフリック
入力速度 1分29秒 1分52秒 2分7秒 1分22秒 1分21秒 1分29秒

 計測結果を見ていくと、1分20秒台が4機種。とくに101Pが速かった。画面サイズが一番小さいため、意外な印象を受けるのではないだろうか? また、SO-03Dがやや残念な結果だが、入力時はやりにくいという感じはもたなかった。ISW11HTは入力自体は速かったのだが、誤入力のために修正が毎回発生し時間をロスした。

 今回は文字入力テストだけでなく、予測変換の候補にどんなものがあるかもチェックしてみよう。今回はiWnnベースの機種が多いが、単純にすべて同じというわけでもないようだ。では各機種を詳細に見てみよう。

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