ROUND 3：Windowsでもハイスペックマシン必須のファンタジーRPG
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The Elder Scrolls V: Skyrim 販売：ゼニマックス・アジア(株) 価格：オープンプライス（Steam価格は59.99ドル） http://elderscrolls.jp/ iMacでの動作： 描写速度 ○ 読込速度 △ 映像の美しさ △ 安定性 △ |
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描写負荷の高い「Skyrim」も「Low」設定なら十分に遊べる
発売からわずか2日間で340万本の売上を記録した「The Elder Scrolls V: Skyrim」。史上最高のRPGと名高い本作品は、細部まで徹底的に描き込まれた美しい3D CGグラフィックが最大の魅力だ。後方に連なる険しい峰々のうねりや、裾野にある森、湖沼の動き、めまぐるしく変わる天候など、さまざまな要素がプレー中に刻一刻と変化する。そのリアリティーを表現するために、膨大な描画処理が常にリアルタイムで実行される。そのため、メインメモリーの消費量が前述の2タイトルに比べて大きい。
しかし、本ゲームはマシンの性能に合わせてグラフィックの表示範囲を設定できる。画面解像度をはじめとするグラフィック設定を抑えれば、Parallels 7とiMacでも快適にプレーできるのだ。
本ゲームは、マシンの性能に合わせてグラフィックの表示設定をスライダーで細かく指定可能。設定できるのは画面の解像度のほか、テクスチャーのディテールや、水面への風景の映り込み具合、オブジェクトを描写する距離とその精度などだ。256GBのビデオメモリーを割り当ててグラフィック設定を「Low」にすれば、Parallels 7で滑らかに動いた
ビデオメモリーの割当量を512MBに増やすと、さらに遠景のオブジェクトがよりはっきりと表示されるようになる。ただし、グラフィック設定を「High」に設定すると、物理メモリーが足りずメモリースワップが発生し、ハードディスクからの読み込みに時間がかかる場合があった
同じグラフィック設定のParallels 5と7を比較。右の7では足下の地面に丈の長い草が生えているが、左のParallels 5にはない。また、Parallels 7のほうが木々の枝葉がより立体的に描かれており、奥行きが感じられる
【Conclusion】
グラフィック設定の各項目を最小にすれば、美しいグラフィックを存分に堪能できるだけでなく、キャラクターの動きも滑らか。「High」のグラフィック精度で動かしたい場合はメインメモリーを8GBに増設し、Windowsに4GBを割り当てると1600×900ドットの解像度でも快適にプレー可能だ。
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Windowsマシンを接続するだけで環境移行
Parallelsのパッケージのひとつ、「Parallels Desktop 7 Switch to Mac Edition」を利用すれば、所有しているWindowsマシン内のデータをMacのParallels環境に簡単に移行できる。付属のケーブルでMacとWindowsを接続するだけでOKだ。書類やメディアファイルをはじめ、あらゆるデータを移行可能。
「Parallels Desktop 7 Switch to Mac Edition」には、移行専用のUSBケーブルが付属する。これを使い、ParallelsがインストールされたMacとWindowsマシンをつないで、環境の移行作業を実行する
ParallelsにWindowsマシンのデータを取り込む際は、Windowsマシンの側に「Parallels Transporter Windows」というアプリを実行しておく必要がある。あらかじめ、パラレルズの配布ウェブページからダウンロードし、インストールしておこう
Parallels側の操作はとても簡単だ。メニューの「ファイル」→「新規」をクリックすると、「新規仮想マシン」の作成画面が表示される。ここで「PCからWindowsを移行」を選択しよう。その後、画面の指示に従って進めるだけで、Windows環境をParallelsに取り込める
