このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

Apple Geeks ― 第76回

新iPad+iOS 5.1の「音声入力」だけで原稿を書けるか?

2012年03月26日 12時00分更新

文● 海上忍

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。

 UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。

新iPadの音声入力機能

 新iPadに搭載された「音声入力機能」は、アップルが提供するクラウドサービスの一種。「設定」の説明文に「キーボードの音声入力機能を利用すると、入力した内容は、文字に変換するために録音されてAppleに送信されます」(原文ママ)とあるように、話した言葉はアップルのサーバーに向けて送信される。インターネットに接続しないかぎり音声入力機能を利用できない点からしても、これまでのiOSに実装されていた音声コントロール機能(iPadでは見送られていた)とはまったくの別物だ。

 この音声入力機能、プロセスの大半はiPhone 4Sの音声アシスタント/音声入力機能「Siri」と共通と考えてよさそうだ。iPhone 4S/iOS 5.1の「設定」にあるSiriの説明(Siriとプライバシー)は、先ほど紹介した新iPadの「音声入力プライバシー」とかなりの部分が重複している。インターネットへの接続が利用条件となっていることからしても、Siriから音声を命令に変換する機能を省いたものが、新iPadの音声入力機能といえる。

新iPadとiPhone 4SのSiri/音声入力機能に関する説明文は、Siri固有の部分をのぞきほぼ共通している

 なぜ新iPadでは音声入力に限定されたか、アップルの意図は推測するしかないが、「新しい形の日本語入力システム」が登場したことは確かだ。個人的には、手書き入力がウリの「7notes for iPad」ともどもiPadでの日本語文書作成作業には欠かせないアイテムなのでは、と考えている。

 では、iPhone 4S/新iPadの(日本語)音声入力機能がどれだけの変換精度を備えているのか。日本語入力システムとして実用可能なのかどうか。注意点や使い方のコツがあるとすれば何なのか。「新iPadに語った結果」を報告したい。

7notes for iPad App
価格¥800 作者7 Knowledge Corporation
バージョン3.0.2 ファイル容量37.4 MB
カテゴリー仕事効率化 ユーザーの評価(3.5)
対応デバイスiPadシリーズ 対応OSiOS 4.2以降

前へ 1 2 3 次へ

この連載の記事
Apple Store オススメ製品

ASCII.jp RSS2.0 配信中