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独自デザインと高性能でさらなる躍進を狙う「ALIENWARE」 (1/3)

2012年04月18日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 デルの「ALIENWARE」といえば、今や日本においてもゲーミングPCブランドの雄としておなじみだ。エイリアンモチーフの独創的なデザインとともに、「宇宙最強のゲーミングPC」として2009年に日本上陸を果たして以来、着実にファンを増やしている。

 そんなALIENWAREが、2011年11月にゲーマー向けコミュニティ「ALIENWARE ARENA」開設、12月にゲーミングデスクトップ「ALIENWARE Aurora」2012年新モデルを発表した。そして年が明けて、2012年1月が小型デスクトップ「ALIENWARE X51」発表、2月にはオンラインゲームプレイ施設「ALIENWARE ARENA in アイ・カフェ AKIBA PLACE」を開始した。「ALIENWARE Aurora」のスタンダードモデルの発売も2月だ。

「ALIENWARE Aurora ALX 2012年モデル」

「ALIENWARE X51」

「ALIENWARE ARENA」

「ALIENWARE ARENA in アイ・カフェ AKIBA PLACE」

 最近のデルというと、14型ノート「XPS 14z」、Ultrabook「XPS 13」など凝ったデザインの薄型ノートが話題だが、同時にALIENWAREブランドとしても積極的に展開を行ない、さらに存在感を高めつつある。その現状を探るべく、デル コンシューマー & SMBマーケティング本部 コンシューマーマーケティング ブランドマネージャー 添田貴嗣氏にお話を伺った。

「ALIENWARE」ブランドの現在

――デスクトップとノートでは、どちらの方が(販売数の)割合は多いのですか?

添田貴嗣氏(以下、添田): 日本で展開を始めた約2年前はデスクトップが多かったのですが、現在はアメリカ、日本ともにノートのほうが多くて、日本では65%ほどです。われわれ自身がノートにフォーカスしているということはありますが、市場のニーズも変わっており、ゲーミングPCがほしいという方もノートを選ぶようになっています。

――ALIENWAREのノートを選ぶ方は、理由としてどんなことを挙げているのでしょう? 性能の高さやBTOでカスタマイズしやすいところ?

添田: BTOを挙げる方もいますが、性能と、ALIENWAREブランド自体やデザインを気に入ってというご意見が多いです。とんがったブランドイメージやデザインなので好き嫌いが分かれるはずですが、好きな方にはかなり惚れ込んでいただいてという状態です。ALIENWAREブランドの伝統として、ほかにはないコンセプト、世界観を長年打ち出し続けているので、独自色の強いスタイルの製品を好む方にはたまらないようですね(笑)。

――日本では、ノートの中では何が一番売れているのですか?

添田: 17型の「ALIENWARE M17x」と14型の「ALIENWARE M14x」ですね。17型、14型、11型(「ALIENWARE M11x」)、18型(「ALIENWARE M18x」)の順番です。

――17型が一番多いのですか? その理由は何でしょう?

添田: デスクトップからのリプレイスですね。デスクトップ並みの充実した性能で、ディスプレーサイズも17型程度はほしいという理由でお買いになるようです。ALIENWAREとしてコンセプト/デザインをしっかり打ち出していることと、ノートだからといって性能面で妥協せずに済むので、ALIENWARE M17xで自分が必要な環境を作りたいとこだわる方が多いのです。

「ALIENWARE M17x」

ノートが必要だが、性能上の妥協は難しいという場合、ALIENWARE M17xは現実的な選択肢となる

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