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「Dell Streak Pro」発売イベント開催 世界一を目指す

2012年03月15日 20時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 デルは、Androidスマートフォン「Dell Streak Pro」の発売を記念し、都内でイベントを開催した。

 Dell Streak Proは、ソフトバンクモバイルから「DELL Streak Pro 101DL」、イー・モバイルから「Dell Streak Pro(GS01)」として、それぞれ3月初頭に発売されたモデルだ。テザリングの有無など、機能面で若干の差こそあるものの、1.5GHz動作のデュアルコアSnapdragonを採用。4.3型のスーパー有機ELを搭載するなど、基本スペックは同等である。

元格闘家の須藤元気氏率いるダンスパフォーマンスユニットが動じダンスの世界記録を目指した

 今回のイベントでは元格闘家の須藤元気氏率いるダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」を中心に、計647名のダンサーが5分以上、ロボットダンスし続けることでギネスに認定されることを目指した(これまでの記録525人)。

 なぜギネスに挑戦したかについては、イベントに登壇したデル マーケティング本部統括本部長の原田洋次氏から説明があり、「(Dell Streak Proが)世界一使いやすいスマートフォンを目指している」からとのことだ。具体的な使いやすいポイントとしては、「世界一見やすい(ディスプレー)、操作しやすい、持ちやすい」という3点があるという。

 イベントでは実際にロボットダンスが行なわれ、647人による同時ダンスも成功し、ギネスによる世界記録の認定式が行なわれた。その様子については、以下の写真をご覧いただきたい。

600人以上が一斉に同じダンスをするのは壮観

ギネスの認定員と審判による協議のあとで、実際に認定式も行なわれた

背面の柔らかい素材が特徴的
デルらしい実用性の高さがアピールポイントか?

 今回のイベントとは別にASCII.jp編集部ではイー・モバイル版の端末を触る機会を得たので、簡単に見ていこう。

 まず通信仕様については、イー・モバイル版でも下り最大14Mbps止まりで、「EMOBILE G4」などの高速サービスには対応していない(ソフトバンク版でも1.5GHz帯の周波数には対応していない)。ただし、イー・モバイル版では、テザリング機能については自由に利用が可能。ホーム画面上にはテザリング機能を簡単にオン/オフできる「PocketWiFi」ウィジェットも用意されていた。

 UI自体はAndroid標準のものがベースになっており、さほど目立つ内容はない。ただし、背面のマットな手触りと柔らかい素材は好印象だ。国内のスマホユーザーは通常端末にケースを装着して使っている人が多いが、Dell Streak Proではケースに入れなくても滑りにくく、またある程度の衝撃には耐えてくれそうな感じだ。プレミアム感というより、実用性の高さという面でビジネスユーザーにアピールできそうだ。

背面の素材には細かな凹凸が付けられ、滑りにくくなっている

microSIMを用いる。ボタン類も最小限であくまで実用重視のデザインだ

 イー・モバイル版のみの特長としては、同社の他のスマホと同様にSIMロックが特に用意されていない点も挙げられる。スペック的には、3Gでは900MHz/1.7GHz/AWS/2.1GHzの各周波数に対応しているとのことなので、あくまで自己責任にはなるが、さまざまな地域で利用できそうだ。

イー・モバイル「Dell Streak Pro(GS01)」の主要スペック
メーカー デル
ディスプレー 4.3型スーパー有機EL
画面解像度 540×960ドット
サイズ 約64.5×125.9×10.3mm(最厚部11.9mm)
重量 約145g
CPU Snapdragon MSM8260 1.5GHz(デュアルコア)
OS Android 2.3.5
最大通信速度
(下り/上り)
14Mbps/5.8Mbps
カメラ画素数 リア:約800万画素/イン:約130万画素
バッテリー容量 1520mAh
FeliCa ×
ワンセグ ×
赤外線 ×
防水 ×
発売時期 発売中

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